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思念伝達はテレパシーの一種だと言われているけど、そもそもテレパシーってどんな力?

思念伝達とは、自分の思い・感情を他人の心に直接伝える能力のことを指し、テレパシーの一種であると言われています。
ただし、言わば心の交信ともいえるテレパシーについて、実は十分に理解しているという人はそこまで多くはないのではないでしょうか。
そこで今回は、テレパシーの概要や意義、実践方法や注意点などを紹介していきたいと思います。

テレパシーとは何か?

テレパシーは古くから超能力の一種として知られており、「精神感応」とも呼ばれている、言葉や表情、身振りを使わずに直接思い・感情を伝えるコミュニケーション手段です。
「テレパシー」という言葉は、1882年にテレパシーや催眠術などを科学的に調査してきた心霊現象研究協会を設立したケンブリッジ大学のフレデリック・ウィリアム・ヘンリー・マイヤースが命名したものです。
テレパシーは脳波の同調によってメッセージを送受信するものであり、同じ周波数を持つ携帯電話同士での会話に例えることができます。
たとえば、親友同士が同じタイミングで同じ内容のメッセージを送り合ったり、遠くにいる家族の体調の悪さを直感的に感じ取って駆けつけるというのも、テレパシーの例として挙げられます。
このような事例は多数報告されており、日本では「虫の知らせ」としても知られています。

テレパシーの意義

テレパシーは、日常の言葉や会話ではなく、感覚的な意思疎通でもあります。
テレパシーを使って相手にメッセージを送ることの意義について考えてみましょう。

感情や想いを直接伝えることができる

物理的な距離や時差、現在は交流を断念しているなど、直接の会話が難しい相手であっても、テレパシーを使えばすぐに感情や思いを伝えることができます。
その上、言葉では表現しきれないような抽象的なイメージやビジョンも、相手へのメッセージとして送ることができるのです。
相手と会えない状況下で不安や寂しさを感じているケースでは、すぐそばに相手の存在を感じることもできるテレパシーは有効な手段と言えるでしょう。

心の交流を深めることができる

テレパシーは物質的な制約を超えて、エネルギー的な次元での交流を可能にしてくれます。
テレパシーによって、相手の気持ちを理解し共感することができるようになるため、関係をより深めていくことができるのてす。
また、相手の心やエネルギーの波動の機微に気付けるようになり、それに応じたテレパシーを送ることが可能となるでしょう。

波動やエネルギーの共有

テレパシーを通じてやり取りされるものの中には、互いの波動やエネルギーの共有も含まれます。
特に家族や親しい友人、恋人関係にある場合、相手に対する思いがテレパシーを介して伝わります。
その結果、お互いのポジティブな感情に共鳴して、気持ちが明るく前向きになることもあるでしょう。
ただし、相手がこうしたスピリチュアルな感覚に疎い場合や、相手との波動やエネルギーのレベルに差がある場合には、テレパシーが通じないこともあります。

テレパシーの送り方・受け取り方

テレパシーの概要や意義がわかったところで、ここからはどのようにすればテレパシーを送ったり受け取ったりできるかについて見ていきましょう。

テレパシーの送り方

思念伝達がテレパシーの一種と言われるのは、自分の想いを相手に送るというテレパシーの一側面にフォーカスしているからですが、簡単な手順としては以下の通りです。

  • まるで目の前にいるかのように相手の姿を思い浮かべます。

  • 相手とのコミュニケーションの最中に生じた気持ちや感情を思い起こします。自分の心を開き、相手に必ず届くという信念を貫くことが大切です。

  • 相手に伝えたいメッセージを具体的な言葉に落とし込みます。心の中にある気持ちを鮮明なビジョンとして描くと効果的です。

届けたいメッセージが、相手の頭の中に移動していく様子をイメージをしましょう。集中力が欠けると、相手に伝えたいこと以上の雑念が伝わってしまう場合があるため、静かな環境で集中してテレパシーを送ってみてください。

テレパシーを送る際に大切なのは、メッセージが持つ波動を感じ取り、相手に必ず届くのだと自信を持って取り組むことです。
心から相手を思いやる気持ちを大切にしてください。

テレパシーの受け取り方

自分の中にある想いを相手に届けようとする行為よりも、実はテレパシーを受け取る方がハードルが高いかもしれません。
相手があなたに送ってくれている想いをきちんと受け取る際には、いくつかのポイントがあります。
まず大前提として、テレパシーを送る時と同じように、自分にはテレパシーを通じたメッセージを受け取る力があるのだということに自信を持ち、信じる気持ちが大切です。
その上で、リラックスした状態でメッセージを受け取るようにしましょう。
瞑想を始めとしたリラックス法を取り入れることもオススメです。
というのも、テレパシーはお互いの潜在意識下でのやり取りなので、瞑想や夢を見ている時の、潜在意識にアクセスしやすい状態に自分の脳を近づけた方が、メッセージも受信しやすくなるからです。
また、テレパシーを受信しようと焦る気持ちも、うまくいかない要因となります。
自分に素直な自然体の人の方が、相手も心を開きやすくなるもの。
周囲への気配りを忘れずに、それでいて素のままのあなたでいられるように心がけましょう。

テレパシーの注意点

雑念や疑念、わだかまりなどのネガティブな感情があると、テレパシーの妨げになってしまいます。
エネルギーの通り道をクリアにするために心身の健康を維持するように努めましょう。
また、どんな想いを届けたいのかという明確なイメージを持ち、集中力を高めることで、効果的なテレパシーを行うことができます。

最後に

テレパシーは、気持ちや感情を波動やエネルギーとして送り、心と心を繋げるためのコミュニケーション手段です。
相手を思いやる気持ちや深い繋がりがあり、魂のレベルで相性が良い相手とは、テレパシーで通じ合うことができます。
そしてその能力は、信じることと受け入れることによって開花し、互いの絆を深めるのに役立つのです。
ぜひテレパシーを積極的に活用し、大切な人との絆を深めてください。

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