Newport Jazz Festivalへ行ってきた
Newport(ニューポート)はボストンから車で約2時間、
お隣のロードアイランド州に位置する。
リゾート地としても有名で豪華なマンションも立ち並び
かわいらしいお店や素敵なレストランもたくさん。
見て歩くだけでも楽しい街だ。
そんなニューポートでのジャズ・フェスティバルに行ってきた。
Laufeyが今年はジャズ・フェスに参加!
毎年8月に3日間かけて行われるジャズ・フェスティバル。
ジャズには全く疎い私だが、今年はLaufey(レーベー)が
参加するという情報を聞きつけ、
では行ってみよう、ということになった。
アイスランド出身のLaufey。母方が中国人で中国では有名な音楽一家。
15歳でアイスランド交響楽団でチェロを弾き、
アメリカのバークレー大学でジャズに触れた彼女。
2020年に発表した“Street by Street”がTikTokで爆発的な人気を得る。
彼女のことをジャズ・ポップ・アーティストと呼ぶらしい。
会場となったフォート・アダムズ国立公園までの移動手段は2通り。
市外に泊まり混雑を覚悟で車で会場まで行くか、
市内の高額ホテルに泊り、徒歩で行けるフェリー乗り場から
ボートで会場へ行くか。
結局、市外のバケーションハウスに宿泊し通常は1時間弱で行ける距離を
2時間かけて車で行った。
駐車場から会場の入り口までは徒歩で約10分。
多くの人がビーチチェアを持参している。
セキュリティ・チェックを済ませて、さあLaufeyの会場となるFortステージへ!
会場は熱気でムンムン!
私たちが着いた午後1時ごろにはもうすでにかなりの人でごった返していた。
芝エリアはほとんど座るスペースがないくらい混み合っている。
なんとかスポットを見つけ、ビーチチェアを3席置いた。ただここからだと
ステージまではかなり遠い。
Laufeyの登場直前のアーティストのステージの頃に前方の立ち席へ
私と娘は移動。旦那さまはビーチチェアで観客続行となった。
一番前の列で観戦!
LaufeyのファンはZ世代の女子が圧倒的に多い。
彼女風に白いロングスカート、可愛らしいトップを着た女の子たちが
続々と立ち席エリアにやってくる。
前のパフォーマンスが終了して帰るお客さんがいたりで私たちはどんどん前の方へ進んでいく。気がついたら一番前の列にいた!人生で初めての経験だ。
さあ、いよいよLaufeyの登場だ。彼女のコンサートは3回目だが、
毎回ワクワクドキドキする。
最初の曲は”While you were sleeping”
「全く予想外に、それも海を挟んだ遠くにいる誰かを好きになった」
その時の気持ちを唄っている。
海を想いおこさせてくれるコーラスがまたいい。
双子姉妹も登場!
Laufeyは双子姉妹。妹のJuniaはバイオリニオストでステージにも
よく登場している。
今回も姉妹パフォーマンスを1曲披露してくれた。
その曲が“From The Start“ ボサノバ風のこの曲に合わせながら踊る
彼女たちのパフォーマンスは本当に可愛らしい。
天気にも恵まれた今日この日。1時間のステージはあっという間に
終盤に差し掛かってきた。
最後の曲は“Let you break my heart again“
「相手のそばにいる事ができるのなら、何度でも失恋の痛みを
味わっても構わない。例えどんなに傷ついても・・・。」
彼女の曲は同世代の恋愛感情と共感し、そして心をゆすってくる。
なかなか思い通りにならない恋愛で心が苦しくなったり、
泣いたりしながら・・・。
そんなセンチメンタルな気持ちを歌ったものが
圧倒的に多い。
詩や曲のセンスももちろんのこと、彼女のすごいところは、
超人的なハード・スケジュールをこなしながらも
歌っていても絶対に音を外さない。完璧なのだ。
これは絶対音感を持った我が娘の言葉である。
もちろんプロの歌手なのだから、そんなの当たり前じゃない?
それはそうかもしれない。でもやはりすごいことだと思う。
メジャー・デビューをしてから4年。ジャズポップという領域を
開いたLaufey。これからも彼女の活躍がますます楽しみだ。
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