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道は譲ってあげるくらいがちょうどよい
「話が被ったときは、道を譲る気持ちを思い出してください。
狭い道を通るとき、前から人が来たらどうしますか。
グイグイと突き進むのではなく、道を譲りませんか。
会話も同じです。
話が被ってしまうこと自体は仕方がありません。
しかし、もし被ってしまったら、
「大変失礼いたしました。どうぞお話しください」
と言ってお客様にお話ししていただきましょう。」
コールセンターで研修講師をしている私。
話が被ってしまうときの対処方法を伝えるときにこう言う。
道ですれ違うときに無言でグイグイ行く人なんていないし、
どうぞ、と言って譲り合うでしょ。会話も同じこと。
ってことなんだけど、本当のところ、どうなんだろう。
自転車を乗っているときに感じることが多い。
ほとんどの人は道を
譲らない。
スマホ片手に前を見ない人なんてザラだ。
こっちは前を向いて運転をしているので、相手が前を見ないでズンズンくるのがわかる。だから少し避けている。寸前に顔を上げ、ちらりとコチラを見て通り過ぎる人のなんて多いことか。
譲ろうが、避けようが、そんなのあたりまえ、な顔をして通り過ぎる人ばかりだ。そんなことで事故を起こしたくないので、極力車道を走るようにしているのだが、路駐が多すぎて走れない。だから渋々歩道を走るゆえに運転はとても慎重になる。
しかしみんな何を見ているのか。スマホいじりながら自転車を運転する人、小さな子供と一緒に歩いているのにスマホをしている人(たいがいは男性)。今日なんかベビーカーを押しながらスマホを見ている人とすれ違った。ほんと怖いからやめてちょうだい。私ぶつかりたくないんで。
ああ違う。私の安全運転自慢をしたいんじゃない。事故が怖いだけ。
私がスマホ見なさ過ぎるのか。そこまでしてスマホを見なくてはならない彼らの気持ちがわからん。というか、私は2つのことを同時にできない。
でも、もしできたとしてもきっと見ないと思う。事故の恐ろしさを知っているからね。
「話が被っていても、おかまいなしに話を進めると、必ずトラブルになります。場合によっては大きな問題に発展するので、一歩下がって相手の話を聴くことを意識しましょう」
そう、一歩下がって道を譲ろう。
相手がどうこうではなく、自分が譲れば済む話だ。
明日も安全運転で。
いただけるなら喜んでいただきます。