映画の評価はラーメンの味に似ている
最近映画をかなりの本数を観ている。
小柳ルミ子におけるサッカーのような状態になりつつある。
彼女は、国内外問わず年間に相当な数の試合を観ているようだ。
それが仕事に繋がっているかはわからないが、
小柳ルミ子だもんね、なんでも仕事になるだろう。
なんの話だっけか?
そうそう最近よく映画を観ているって話だ。
ホラーだったり、
サスペンス、ミステリー、コメディ、ヤクザもの。
邦画も洋画もインド映画だって観るし、中国も韓国も。
手当たり次第、というわけではないんだけど、
気になったものはなんでも観ている。
でね。
映画はまあ短くても1時間半はあるわけで、結構長時間なのよね。
なので観る前に「この映画は面白いんかい?」ということを
ちょっとリサーチしてみたりする。
ネタバレは踏まないようにしつつ、出演者や評価を覗き見る。
星の数がまあ3つ以上あれば及第点。
2つ以下なら低評価だから保留。
1だったら観ない。
というふうに。
しかし、だ。
評価など見ずに、なんとなく観てしまった映画が
後から調べると評価が低かったなんてことがよくある。
でも「へ〜私は面白かったのになぁ」って思っていたりする。
ここで大事なのは
「私は面白かった」
ということだろう。
映画だって商売なのだから、より多くの人に観てもらわなければならない。
そのために宣伝を効果的にうったりするわけだし、
そもそも映画自体「ウケる」作品を目指すはずだ。
でも、なんだってそうだけど、
全ての人を納得させることなんてそうそうできるわけがない。
内容は良さそうだけど、この役者は好きじゃない
役者は好きだけど、この監督はあんまり・・
実写だったら観るのに。
アニメだったら観るのに。
客の好みを聞いていたらキリがない。
でも一つだけはっきりしていることは、
妥協なんてしないで、力尽くして作った
ということだろう。
映画の感想なんていうのは色々あるはずだし、
好き嫌いも出てくるだろう。
私なんて、非の打ち所がないなぁと感じる作品に対して、
何か足りない、なんて思うこともあるくらいだ。
みんなが「おいしい」というラーメンが、
自分の好みではないってことがある。
それはそのラーメンが「まずい」わけではない。
ただ自分の好みではなかっただけなのだ。
だから「このラーメンまずい」とは言えないし、言わない。
だって好みの問題なんだもん。
おいしいけど、もっとチャーシューが厚かったらいいのに
おいしいけど、もっと麺が太ければいいのに
とかあるでしょ。それと一緒。
だから私が映画を観て「う〜ん」と思った映画があったとして、
それは私の好みではなかっただけであって、
その作品が悪いわけではない(ハズ)。
ただ「う〜ん」と思う人が多いと、
その映画の評価は下がってしまうのかもしれないけどね。
映画を観る前に、気になって評価を見てしまうことってありがちだけど、
ちゃんと自分で確かめたほうがいいと思うんだよね。
そうじゃないと、もしかしたら自分にとって「面白い!」って思える映画を
見逃してしまうかもしれないからさ。
いただけるなら喜んでいただきます。