2024年シンザン記念①(注目馬)
1月8日(月祝)のシンザン記念は降雪の可能性があるため前売発売無しとのことで前売オッズが出ておらず、とりあえず現時点での注目馬は出走18頭のうち以下の8頭です。
本命候補はショーマンフリート。新馬戦はモレイラ騎手を鞍上に中山芝1600メートルでした。7枠からのスタートはさほど早くありませんでしたが、少し促されつつ三番手につけたところで折り合い、ラスト3Fはノーステッキのまま加速ラップで直線の急坂もものともせずに後続を引き離すという大物感たっぷりの勝ち方でした。ここも8枠を引きましたが、前走の勝ちっぷりからすれば好位追走から馬場の真ん中を伸びてくれると思われます。
それに対する二番手評価はシトラール。新馬戦は超高額馬で2024年のダービー馬候補と言われているダノンエアズロックに対して上がり最速で迫っての0.2秒差3着。ダノンエアズロックが次走のアイビーS(1着)で0.2秒差をつけたレガレイラが次走のG1ホープフルSを勝っていますので、そこら辺を物差しにすれば、シトラールもそこそこ走ると思います。
三番手評価はケーブパール。前走は案外でしたが、新馬戦は前残りの流れを後方から上がり最速の脚ヲ使って1頭だけ差し切って勝ちました。何と言ってもこの馬は(私の大好きな)名牝ノースフライトの曾孫です。牝馬の身ではありますが、是非ここも好走してほしいです。
四、五番手評価はエコロブルームとノーブルロジャー。両馬とも勝ち上がったレースはスローペースから瞬発力を活かす競馬ではありましたが、対戦した相手とはスピードの絶対値が違ったような印象です。人気になることが予想されますが、無視はできません。
六、七、八番手評価はフェリーニ、アルトゥーム、ナイトスラッガーです。
フェリーニの方は前走の未勝利戦で完封したキャプテンシーがこの1月6日のリステッド競走(ジュニアカップ)を好時計で勝ちました点が評価されます。
アルトゥームは前走中京芝1400メートルの新馬戦を加速ラップ・上がり最速の脚で勝ち上がったところが評価されます。
ナイトスラッガーも前走中京芝1600メートルの未勝利戦では道中3番手から上がり最速の脚で差して1着、京都芝1600メートルの新馬でも中団から加速ラップ・上がり最速で差してきた勝ち馬に対して、4番手先行から上がり2位タイの脚でタイム差無しの2着に残っています。
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