2023年ホープフルS①(前走は?)
ホープフルSがG1に格上げされた2017年以降の6回について、馬券圏内に入った18頭の前走を整理すると以下のとおりです。
さらにG3、G2として行われていた2013年〜2016年も含めた過去10年で見ると以下のとおりです。
基本的には、前走芝1800〜2000メートルのレースを使っていることが条件です。
前走の着順は、過去10年の馬券圏内30頭中、1着馬が23頭、2着馬が4頭、それ以外の3頭は4着1頭、5着1頭、6着1頭となっています。なお、この3頭の前走はいずれも東京スポーツ杯2歳Sで、着差0.2〜0.4秒でした。
前走のクラスは重賞から1勝クラス、新馬もありますが、未勝利勝ちは皆無でした。
さらにキャリアは2〜3戦が中心で、前々走で連対を外しているのは、過去10年まで見ても1頭(重賞で0.4秒差4着)のみ。
前走が新馬戦だった場合には、1〜3番人気に支持され、上がり3位以内の脚を使って、2着馬との着差は最低でも0.2秒以上離している必要があります。ただし、G1昇格以降、前走で新馬勝ちしただけの馬は、1頭が3着に入っているのみですので、少々分が悪いです。
要するに、来年のクラシック候補のレースなので、ここに至るまで負け過ぎている馬はダメで、順調にキャリアを積み重ねていなければ、ここで馬券になる資格はないということだと思います。
なお、牝馬も皆無。
以上の条件をもって現時点の登録馬22頭にフィルターをかけると、以下の17頭はとりあえず消し候補ということで良いかなと思います。
・アドミラルシップ
・アンモシエラ
・インザモーメント
・ウインマクシマム
・カフェグランデ
・ココナツキュート
・サンライズアース
・サンライズジパング
・シリウスコルト
・タリフライン
・テンエースワン
・ディスペランツァ
・ニューステソーロ
・ホルトバージ
・ミスタージーティー
・レガレイラ
・ロジルーラー
残る5頭の中でショウナンラプンタに関しては、前走の東京スポーツ杯2歳Sが0.5秒差4着ですので、本来は消し候補入りなのですが、先に行った馬が残る展開で1頭だけ上がり最速で追い込んできた脚に見どころを感じましたので、枠順などギリギリまで吟味したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?