2023年阪神JF⑨(土曜日の結果から…)
本日12月9日(土)、阪神競馬場では翌日の「阪神JF」と同じ、芝外回り1600メートルのレースが2鞍行われました。第2レースの2歳未勝利戦と第11レースのリゲルステークス(3歳上リステッド)です。
以下は、各レースの1〜3着馬の3代血統表です。
▽第2レース
1着(キャプテンシー)
2着(ガロンヌ)
3着(カルパ)
▽第11レース
1着(マテンロウスカイ)
2着(ドゥアイズ)
3着(エスコーラ)
そして、明日の阪神JFに出走する馬のうち3頭の3代血統表です。
⑫シカゴスティング
⑮ナナオ
⑭サフィラ
いやぁ〜、ここまでハッキリと血統的に揃ったのを見ることは、そうそう無いです。
まず、第11レース、リゲルステークスの3着馬(エスコーラ)は「サフィラ」の3つ上にあたる半兄です。父はディープインパクトとハーツクライで異なりますが、どちらもサンデーサイレンス系です。
また、第2レースの1〜3着馬と、第11レースの1着馬は、全く共通して、父がモーリス(その父スクリーンヒーロー)で、さらに母系の3代前にサンデーサイレンスが入っています。
そういう観点で阪神JFに出走する各馬の3代血統表をチェックしていくと、⑫シカゴスティングが父ロゴタイプ(同馬からみて3代前にサンデーサイレンス)、母父スクリーンヒーローですので、土曜日に好走した血統を父母ひっくり返したかたちになっています。さらにモーリスの母父父がサドラーズウェルズで、ロゴタイプの5代父もサドラーズウェルズですから、シカゴスティングは好走したモーリス産駒に、随所に似かよった血統構成になっています。
リゲルステークスの2着馬(ドゥアイズ)にドンピシャ近い血統の馬はいなかったのですが、サンデーサイレンス系の肌馬にキングカメハメハ系の父という配合なら、ナナオが共通しています。
シカゴスティング、ナナオ、サフィラの組み合わせだと、ワイドでもまずまずのオッズになっていますので、少額で遊ぶくらいの心持ちで、過去のデータ等諸々無視して買ってみたら面白いかもしれません。
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