2023年阪神JF①(プレ予想)

次の日曜日は阪神JFです。

登録馬をひと通り見る限り、ボンドガール、サフィラ、コラソンビート、アスコリピチェーノ辺りが人気になりそうですね。

ただ、どの馬も凄く強いというわけではないような感じがします。まぁ、ローテーションや血統の面から、このレースと相性の良いアルテミスS2着で、サリオス、サリエラの下というサフィラか、あるいはダノンベルーガの半妹ボンドガールが一番人気でしょう。

そんな中、あくまでも今の時点ですが、私が狙ってみたいと思った馬(第一印象)は「ルシフェル」ですね(この後、色々検討した結果よりも、このファーストインプレッション的なものがいちばん当たったりします笑)。

過去3戦して1着2回、2着1回。いずれも道中の走りは幼い感じもあり、前半置かれがちですが、3コーナー手前から早めに動いていって、3戦とも上り最速です。

前走で手綱をとった川田騎手が香港国際競争出走で不在の代わりとして、鞍上にムルザバエフ騎手を確保しているようなので、その辺も魅力です。ちなみにムルザバエフ騎手の身元引受馬主はシルク・ホースクラブ代表の米本晃子さん、この方はノーザンファーム代表の吉田勝己さんのご息女なので、直近チャンピオンズCのドゥラエレーデもそうですが、ノーザンファーム筋の馬(同馬はキャロットクラブ)に乗ってきたときは、要注目かもしれません。

いずれにしても、サフィラやボンドガールよりは人気にならなそうですし、積極的に狙ってみたいですね。

あとは「ステレンボッシュ」辺りも面白そうです。ルメール騎手が香港国際競争に出走予定のお手馬ローシャムパークではなく、こちらを選んだ辺りに(もちろん勝負気配だけではない事情もあるかもしれませんが)何かありそうです。管理する国枝調教師とルメール騎手のコンビと言えばアーモンドアイが有名です。

ただ、こちらもノーザンファーム筋(吉田勝己さんの個人名義)なのですが、最近はノーザンファームの「走る馬」は系列のクラブ馬主(サンデーレーシング、キャロット、シルク)や市場経由で個人馬主に回している傾向が見えるので、何か売れない事情があったのかもしれません。その辺りはなかなか情報が入手しにくいので、あくまでも馬を見極めないといけませんね。

それから「キャットファイト」は今日のチャンピオンズCを勝った「レモンポップ」と同じゴドルフィンの馬で、ボンドガールやコラソンビートと同じ新馬に使われてますね(6着)。

ちなみに前述の人気が予想される3頭について、母系の活力という面で見ると、コラソンは初仔なので何とも言えませんが、全兄に朝日杯FS勝ちと皐月賞・ダービー2着のサリオスが出ているサフィラがひとつ抜けてて、ボンドもそれに続くというところです。アスコもまずまず走る仔を出してますね。あと、コラソンは話題のスワーヴリチャード産駒ですね。

いずれにしても、まだ出走馬が確定していない段階で登録馬を見る限り、人気サイドのオッズが分散しそうで面白いかもしれません。

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