時制の定義・現在形

こんにちは。northern_brightです。

今回は時制の定義・現在形のお話をします。

英語の時制は日本語と比べてかなり厳密です。特に英作文では時制の使い分けは非常にやっかいです。そのためここでくじけちゃう人も多いと思います。

ちょっと思いついただけで、現在形、過去形、未来形、現在進行形、過去進行形、現在完了形など。まぁ急がないでゆっくりひとつずつ片付けていきましょう。

今回は現在形のお話をします。

現在形は文字通り現在のこと表すのですが、実はそれだけではありません。

現在形の意味としてよくあげられる3つが以下のものです。

1. 現在の状況

2. 現在の習慣

3. 不変の真理

3.の不変の真理はちょっと???と思うかも知れませんが、1.現在の状況や2.の現在の習慣ははそんなに理解しにくいものじゃないと思います。

1. 現在の状況

1. I feel hungry. (わたしはお腹が空いている。)

今、現在、お腹が空いている状況を表す英文です。しかし「空腹である。」という状況は現在突然起こる状況でしょうか?

朝から勉強して(仕事して)、お昼休みだ。12時の鐘が鳴ります。お腹すいるよー。(I feel hungry.)現在

でもたぶんわたしたちは11時30分くらい(過去)からすでにお腹が減っている。授業中、仕事中になにか食べることができない。その状態が12時まで続きます。

さぁ、12時になった。お弁当を持ってきているひととかすぐご飯にありつけるひともいるかもしれません。でも例えばレストランに行ってランチを食べる。そのランチは12時20分未来)くらいにやっとサーブされる。

という訳で「現在形」なのですが、実は現在だけでなく過去のことも未来の表せます。も○てつ先生のYouTubeビデオでも同じ事仰っていますし、河合塾の成○先生も著書で同じ事を仰っています。(成○先生の授業は受けたことないからよくわからない。)

関東地方にお住まいの方は一度ぜひつくばエクスプレスに乗りに来てください。列車がまだ駅に到着する前にドア上のLEDの表示が「こちらのドアが開きます。」と日本語で流れた後、英語で「THIS DOOR OPENS.」表示されます。

opens(open)は現在形ですが、まだ電車が駅に到着していないにも関わらず現在形を使っています。これは

現在形が未来のことも表せる

証明になると思います。

2. 現在の習慣

2. I get up at seven every morning. (わたしは毎朝7時に起きている。)

このひとはおととい(過去)も7時に起きて、昨日も7時に起きて(過去)、今日も7時起きたひとです。(現在

そして習慣として朝の7時に起きているひとなので、明日(未来)も7時に起きるし、あさっても7時に起きるでしょう。(未来)

という訳で「現在形」なのですが、実は現在だけでなく過去も未来も表せます。も○てつ先生のYouTubeビデオでも同じ事仰っていますし、河合塾の成○先生も同じ事を仰っているはずです。(成○先生の授業は受けたことないからよくわからない。)・・・さりげなく今日2回目。

3. 不変の真理

The sun rises in the east.  (太陽は東から昇る。)

この場合も太陽はおとといも昨日も東から昇り、今日も東から昇り、そして明日、あさっても東から登るはずです。このように(おそらくは)絶対に変わらないことを不変の真理と呼びます。

不変の真理は時制の一致でもお話する予定なのですが、必ず現在形で書きます。 

We learned  today that the earth is round.

今日の授業で学んだことは過去形です。(learned)しかし「地球は丸い」ということは不変の真理(おそらくは)絶対に変わらないことなのでisというbe動詞の現在系を用いています。

この文法事項は意外な盲点なので、入試で狙われたときに間違ってしまうことがよくあります。どうか気をつけてください。

1.現在の状況 2.現在の習慣 3.不変の真理は以下のチャートで表すことができます。

画像1

現在を中心に過去や未来のことも(軽くですが)触れている、というところがポイントです。

もちろん例外はいくつもあります。でも入門者・初心者の方々が例外ばかり覚えて理解するより、基本となる本質的な意味を理解してほしいです。だから今回説明したことが全てだとは思わないでください。まずは基本を押さえましょう。

もしここまで読んでくださった方がいらしたら、ありがとうございます。

心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

では、また次回よろしくお願い致します! バイピチ!

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