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海外移住の準備

今日は、海外移住に向けて、ビザ以外の準備事項についてお話ししたいと思います。
大きく
1.引っ越し
2.家探し
3.仕事
に分けてお伝えします。

引っ越し

まず、海外引っ越し。
日本では何度も引越しは経験していて手筈は分かっているのですが、海外って、そもそもどこに依頼したらいいの…?
というとこからでしたが、幸い、夫の会社が指定した業者に依頼することができました。

まず、送る荷物の選定。今回、引越し費用は会社負担で、予算は1つのコンテナ分(20ft)の荷物であったたため、2LDKに住み、互いに荷物が多い私たちでもほとんど全ての家具を送ることができました。(電化製品については、電圧が違い使用できないため、売ったり譲ったりしました。)

荷物を選定した後は、業者さんとリモート面談で、実際にどの貨物を載せるのか、画面を通して打ち合わせをしました。12月に打ち合わせをし、実際の梱包日は翌年2月末の2日間を確保しました。

そして、この量の多い荷物を全部詰めるのか〜と絶望していたところ、なんと!業者さんの方で全て梱包してくれるというのです。というのも、保険でカバーされる作業範囲が梱包から、ということで、私たちは手出しができず見守るのみでした。本当に小物が多い私たち、とても小さなものでも大切に梱包してくださり、なんだか申し訳なく恥ずかしい気持ちでしたが、とても感謝しています。
結局、プロの仕事の速さ、1日半で予定の荷物は全て梱包&引取完了しました。
その他、送らないものに関しては、知人に譲ったり、リサイクルショップに出したり、粗大ゴミに出したり、と大変でしたが、なんとか退去日までに終えることができました。

お金を払って粗大ゴミに出す前に、意外とこんなものでも売れるのか、というものが引き取ってもらえたりするため、リサイクルショップを使うのは(持ち込みは少し面倒ですが)おすすめです!

船便で3月末に日本を出港しましたが、私たちの住居があるスウェーデンの田舎には現状、まだ貨物は届いていません。。。
ストックホルム港に5月末に入港したことは確認しているのですが、そこからの行方については、業者に何度連絡しても返事が来ません。(担当者が1週間休暇に入っているとか…)
そういう仕事のルーズさ、日本人には理解できませんよね。。。(元々物流の仕事をしていた私には、客に納期を確認しないまま放置なんて、信じ難い出来事です。)

(記事を書いている今、やっと、業者から連絡が来ました!あと1週間で荷物が届くみたいです。)

とにかく、ここにおいてもプッシュの連絡はしつつも、ストレスは溜めずに気長に待つことを実践で学んでいるところです。

家探し

「今、スウェーデンは深刻な住宅不足に陥っている」
そんな噂を、前々から人づてに聞いていました。
そしてまず、スウェーデンの家探しをするには、順番待ちの列に並ばないといけない!
…よく分からない概念だったのですが、とりあえず、11月、会社に言われるがまま幾つかの不動産屋のサイトに会員登録をし、そこで気になる物件があれば大家さんに「気になります!」という意思表示をする、という活動をしました。

ただ、そもそも私たちの予算に合致し、かつ住みたい地域に空き物件があるかというと、ほとんど無いような状況でした…。

不動産屋のルート以外にも、スウェーデンではFacebookから、中古物件を紹介するグループに入り家を探す、という方法も主流なようで、そちらにも登録し、並行して必死で家探しを続けました。

そんな3月のある日、会社から朗報が!
会社近くに新しく建設中アパートの入居者を募集中、内々で社内の家を探しているメンバーから優先的に入居者の候補になれる、ということです。
そして順調に話は進み、そのまま私たちの住む部屋が確保されることとなりました!
今思うと、この助けがなければ、今もひたすら泣きそうになりながら家を探していたかもしれません。この点については、夫の会社にとても恩を感じています。

そのまま月日は経ち、翌年3月、夫は無事、住む家を見つけた状態でスウェーデンへと旅立ちました。
ただ、契約したアパートはその時点で建設中のため、入居できるのは5月の後半になってから。
幸い、会社には単身寮があったため、入居可能になるまで夫はそこに住まわせてもらうことになりました。

約4ヶ月で家を獲得した私たちは、とてもラッキーだったと思います。結局、登録した不動産サイトやFacebookからの紹介ではなく、会社経由だったわけですが。
聞いた話によると、人口が多い首都圏などでは数年待ちになることも普通で、子供のうちに不動産サイトに登録して家待ちの列に並んでおく、ということが実際にあるみたいです、、、日本では考えられないですよね、、、田舎でよかった。

仕事

仕事については、リモート可能な会社に勤めていたので、あわよくばそのまま働かせてもらいたかったのですが、流石に時差が問題となり、昼夜逆転の生活を強いられることから泣く泣く退職を選択しました。
今の世の中であれば、どこにいても仕事ができることが普遍的になりつつあるので、そのような業種、職種を選んでいればよかったな〜とも思いました。
ただ、それだと結局、日本の会社にとらわれて、現地に馴染んだり現地なりの働き方ができないな、と思い、移住後落ち着いたら、就職のために頑張ろうと思っています。

またその時になったら、実際の経験をここに書き留めていければと思います。

まとめ

引っ越しも家探しも、やっている最中は大変で先が見えないように感じましたが、過ぎ去ってみればなんとかなったな、ということです、結局。
色々な噂やら情報が飛び交う昨今、周りに振り回されず、とりあえず今の自分の状況で出来ることをやる、それに尽きるな、と思いました。

次回は、ビザの申請に進展があったので(!)、続きをお伝えしようと思います。

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