退職の挨拶メールなど
退職者からの挨拶メールが届く。月末が近づくとそういうメールが増える。
特に送別会もなく(関係が遠すぎて呼ばれないだけ)、退職日にいきなり知るので返信を受け取ってもらえる可能性もなく、なんとなく寂しい気がする。
メールはそれぞれの性格が出る。長い文章の人、短い人。思い出を書く人、挨拶に徹する人。いろんな思いがあるんだろう。
そんななかで、たまに「卒業」と書いてくる人がいるのだが、なんか納得いかない。
見送る我々は何なのか。
まだ卒業できない未熟者とでもいいたいのか。それともいつまでも留年しつづける怠け者なのか。
あなたの仕事をこれから片付けるのは我々であって、けっして卒業するあなたではないのだ。
そもそも学校気分で仕事に来ているのか。ま、そんな言いがかりをつけたくなるのである。
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