DeepLマジ便利

僕は英語が得意ではない。なので、日本語で読めるなら日本語で読みたい。最近、DeepL Proを契約してみた。個人向けは月1200円から使える。

ちょっとした英語のメールのやりとりなら、無料版でも十分だ。翻訳の自然さは翻訳されてきた日本語の文章力から推測して、多分自分の翻訳された英語も自然なのだろう。

ただ、ちょっと長めのWebサイトを読んだり、文書となると無料版だと使いにくい。Pro版だと、WordかPowerpoint、テキストファイルをドラッグ&ドロップで翻訳できる。

Amazonレビューのフェイクに関する論文を読みたい

Twitterで話題になっていたAmazonレビューを売買するアングラマーケットに関する研究の論文がある。めちゃめちゃ面白そうと思ったのだが、英語なので、パッと読めない。10ページ程度なので、恥ずかしい限りだが、ここはDeepLに頼ろうと思う。

The Fault in the Stars: Understanding the Underground Market of Amazon Reviews

手順

Word形式への変換

まずDeepLは2021年2月の時点ではPDFファイルに対応していない。そのため、PDFからWordに変換しなければならない。以下のサイトで無料で変換できる。

DeepLにアップロード

Wordファイルをアップロードする。「文書の翻訳」をクリックすれば指示通りにすればアップロードできる。わかりやすいインターフェースなので迷うことはない。

画像2

数分で翻訳が完了して、日本語訳になったWordファイルを入手できる。

Pagesで読む

私のパソコンはMacでWordが入っていないことに気がついた。とりあえずクリックすると、Pagesが立ち上がった。2段組が維持されてよめる。

Previewでも読めないこともないが、MacユーザならPagesはインストールしておいた方がいいと思う。無料で使える。

DeepL改善してもらいたいこと

・「ですます調」と「である調」を揃えて欲しい。

小学校での教育の成果なのか、日本語は文末が揃っていないだけで、違和感を感じてしまう頭になっているみたいだ。
・章節の番号を勝手に変更しないで欲しい。

例えば節「3.1」を勝手に「1」にしているので、どこを読んでいるのか迷ってしまった。3.1なら、日本語で第3章第1節にしてくれればいいのだが。。。例えば、3.7節の次に5章がきていると、7の次に5がきているとなり、混乱する。ちょっと省略しすぎである。
・1行1行の翻訳を直す機能が欲しい。

全体の文章を読んでみると、短文を翻訳していた時の感動からすると、それほど質は高くない印象を受けてしまった。質といっても、他の翻訳サービスと比べたわけではなく、あくまで通常の日本語の文章と比較して、という意味だ。DeepLの短文翻訳では、単語の翻訳などを複数の選択肢から選べたと思うので、ファイルの翻訳でも1分ずつチェックできるような画面が欲しい。

まとめ

今回は有料版のファイル翻訳を試してみた。使い勝手がよいので、今後はパワーポイント翻訳もやってみたいと思う。



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