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今日から新暦の7月です。

そして本格的な梅雨のシーズンを迎えております。

 新暦と旧暦、二つの暦を使い、四季の移ろいをより楽しむ生活を実践しているのりべぇでございます。
 今日から新暦の7月です。蛇足ですが、旧暦だと5月26日です。
 さて、かなり遅めの梅雨入りではありましたが、今日の本州は全般的に梅雨空を迎えておりまして、つまりは本格的な梅雨の時期になったというわけです。この時期を鬱陶しいと考えるか、あるいは恵みの雨と考えるかで、楽しみ方も変わってまいります。だからと言って、無理に恵みの雨と考える必要もないわけで、「あ〜、梅雨はウゼェ」なんて言いながらも、「どうせ外に出られないんなら家飲みでもするかぁ」なんて発想の転換を図るのも一興です。季節の感じ方に特別なルールなんてありません。あえてルールを設けるとすれば「好きに楽しんじゃって!」なんて感じでしょうか。でも、これってルールでもなんでもないんですけどね(笑)。

今週末は「小暑」、そして新月を迎えます。

 少しご無沙汰だった二十四節気ですが、今週の土曜日、新暦の7月6日であり、旧暦の6月1日は、二十四節気の十一番目、「小暑」(しょうしょ)を迎えます。「梅雨明けが近づき、本格的な暑さを迎える頃」という時期を表しているのですが、今年に関しては、当てはまりにくいかもしれません。
 また同時に、新月を迎えます。新月≒旧暦の月初となりますので、今週の土曜日は小暑であるだけでなく、新月を迎え、そして旧暦の月替わりということになります。

暑中見舞い、出してますか?

 そういえばみなさん、暑中見舞いは出してますか?私は長らく出していません。長らく?いや、下手をすれば最後に出したのは小学生の頃かもしれませんので、昭和の話です(爆)。
 現在、日本郵便からは「夏用はがき」として発売されています。デザイン、1種類だけなんですね。以前はいくつかあったような気がしますが、パソコンでプリントする方も多いでしょうから、1種類なんでしょうかね。まあ極端な話、無地でもいいのかもしれません。そもそも、暑中見舞い自体を出さない、という方が圧倒的に多いですからねぇ(私も含めて)。
 ところで、なんで暑中見舞いの話を書いたかと言いますと、暑中見舞いを出すタイミングが、小暑から立秋までとなっており、今年は7月6日以降8月7日前までに相当します。立秋以降に出す場合は「残暑見舞い」となります。
 インターネット主流の時代ではありますが、ぜひ郵便で、あるいはSNSなどでも結構ですので、季節の風物詩にチャレンジしてみるのもよろしいかと思います。

ところで、半夏生の説明はしないの?

 と思われた方。通ですね(笑)。半夏生(はんげしょう)とは、夏至から数えて11日目を指す雑節の1つです(注:現在は天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日を半夏生としているそうですが、とってもわかりにくいので、あえて過去の基準、夏至から11日目としました)。
 農家の方にはこの半夏生は大切な雑節でして、この日までに畑仕事を終える、あるいは水稲の田植えを終えるという目安日なんだそうです。もっとも、私が住んでいます南関東エリアではとっくに田植えが終わっていますので、多少相違があるかもしれません。
 また、意外にも半夏生にはタコを食べる(主に関西圏)、うどんを食べる(讃岐)など、地方ごとに風習・習慣もあるようです。夏至の時にはなかったんですけどね。
 ですが、都市部に住んでいますと、この半夏生、あまり意識することがないんですよね。ぜひ私もこの日にタコやうどんを食べてみようかな?と思います(今年は間に合わず…)。

 季節の移ろいはともかく、身体にはいろいろと不具合を生じさせる季節でもあります。どうぞ皆様、ご自愛のほど。
 次回もお楽しみに!


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