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Can Biden win in the midterm election?の日本語訳です。

さて、今日は先日私が英語で書いた記事を、日本語に訳したものを見ていただきたいと思います。

Can Biden win in the midterm election?

内容は

とほぼ同じなのですが、英語で書くと、「英語のロジック」というやつが働いて、若干変わるところを、お見せできたらと思っています。特に高校生の皆さんに、見てもらえればと思います。

とにかく、英語でブログを書くことに意味がある

本来こんな誰も見ないだろう英語のnoteを載せることもないのですが、高校生の皆さんに、大人の皆さんに「世界に出ろ」などと言っている手前、定期的に英語の記事を世界に出しているところを見せたい、というのもあります。

実際この記事はBloggerというアメリカ企業が運営しているブログには、投稿しています。

アメリカ人に日本人が書いた、つたないアメリカの分析を見せてどうなる、そのとおりなんですが、蟻の一穴、弱いパンチでも継続して出せば、KOに結びつくかも、です。

何よりも、日本人が世界に英語で発信すること、これが大事なんだと言い聞かせています。

それでは、自分で書いたものを訳すという、へんてこりんな試みをしてみましょう。

よく見ると、アメリカ人を念頭に英語で書いたものは、「ぜんぜん違う」とも言えますね。

 リクツはいくらでも付けられるんですが、長くなってしまうのでやめときますね。

今回は日本語と英語の構造の違いに興味がある方だけにしか、価値のない記事、です。

どうやって、日本の学生のアメリカについての視野を広げるのか?

私は日本の学生が今日のアメリカの社会を読む能力を開発せるために、簡便なケーススタディを提言します。

 このケーススタディのコンテンツは以下の3つです。

1. ケースクエスチョン:今日のアメリカに関するトピックなら何でも
2. 関連する事実とデータ:これは宿題として学生にやってこさせる
3. 結論:イエスかノーか

簡易ケーススタディの3ステップ

この簡易ケーススタディのリクツ:

ポイントは2に関して学生にリサーチ・ワークをさせ、事実とデータに関する本質を考えさせることであり、それを頑張ったあげく、学生は1のケースクエスチョンについて正しい答えを導き出すことができる。

日本人学生はリサーチ・ワークを行い、事実を分析することを通じて、事実を知り、その分析を深めることが期待されるのだ。

もう少し具体的じゃないとわからないよね、じゃあ以下、やってみよう。

(参考:The Wall Street Journal2月22日号“なぜ、この好景気でもアメリカ人のスピリットは活気づかないのか?”)

1. ケース・クエスチョン:バイデン氏は来る中間選挙に勝てるのか?


2. 関連する事実とデータ


① バイデン氏の支持率急落

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.dailymotion.com%2Fvideo%2Fx84zl11&psig=AOvVaw2dQKSsP6tv7t6lTp_wmNoM&ust=1646406761939000&source=images&cd=vfe&ved=0CFsQr4kDahcKEwjI44qtnar2AhUAAAAAHQAAAAAQAw

関連する事実とデータ:
41.7%。でも昨夏は52.7%

本質的な分析:
人々はインフレや物価高には正直に反応する

② 前代未聞の好景気

関連する事実とデータ:
労働者は実質的な賃上げを要求。住宅、株式市場のブームが家庭の資産を過去最高に上げた

 本質的な分析:
人々が感じるのは現実であり、経済学的な指標ではない。バイデンは人々が現実に苦しむほど、人気は落ちる。

 ③ 膨張するインフレ

関連する事実とデータ:
インフレ率は7.5%超えだが、多くのアメリカ人の賃上げ分を食っちゃってる

本質的な分析:
賃上げしなければ労働者が集まらず、人件費が物価高、インフレの元凶になっている。

④ 失望

関連する事実とデータ:
連邦準備委員会は2021年のインフレ率は2-3%におさまると予想。しかし、昨夏物価は更に急上昇。アメリカ国民は裏切られた思いだ。

本質的な分析:
秋までにバイデンはインフレ率を減らさないと、支持率はもっと落ちる

⑤ 物価高

関連する事実とデータ:
4ヶ月前は12個入り1パックの卵は88セント、しかし今は1ドル60セントだ。4ヶ月で物価は2倍。

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fvijaykarnataka.com%2Fnews%2Fkarnataka%2Fegg-price-is-rising-day-by-day-in-karnataka%2Farticleshow%2F72610116.cms&psig=AOvVaw35AtNOvlRwPJThCwpYm_9J&ust=1646406636546000&source=images&cd=vfe&ved=0CG8Qr4kDahcKEwjw1f2Qnar2AhUAAAAAHQAAAAAQAg

本質的な分析:それに加えて、サプライチェーンが窒息状態

⑥ サプライチェーンが機能不全

関連する事実とデータ:
パンデミック前は、棚の充足率は95%、今は89%

本質的な分析:労働力不足、物資不足、バラマキによる労働意欲減退などが、サプライチェーン閉塞状態の原因

⑦ オミクロンが長引いている

関連する事実とデータ:1月の調査によればアメリカ人の10人に一人が、「コロナは当分いなくならない、共存すべき」と答えた。

本質的な分析:だれも、このウィルスの次の展開が見えない

 ⑧石油価格が急上昇

関連する事実とデータ:
ロシアのウクライナ侵攻が石油価格を高騰させた

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.consumerwatchdog.org%2Fnewsrelease%2Fconsumer-watchdog-tells-so-cal-drivers-fill-now-gas-prices-rise-quickly-major-refiners-s&psig=AOvVaw2rI5ln9CDTRcgykoGhzNfF&ust=1646406431982000&source=images&cd=vfe&ved=2ahUKEwirxsWFnKr2AhUGEKYKHfkvDBMQr4kDegUIARCFAg

本質的な分析:石油価格上昇のダメージがほぼすべての物価上昇を招いている

⑨ 憂鬱なアメリカ人

関連する事実とデータ:
シカゴ大学の調査によれば、「あまり幸せではない」と答えたアメリカ人の数が「とても幸せだ」と述べたアメリカ人を上回った。

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.pixtastock.com%2Fphoto%2F71784670&psig=AOvVaw1En6BPfO5Ij-vUiM9WablQ&ust=1646406353005000&source=images&cd=vfe&ved=2ahUKEwjYmPHfm6r2AhWmzYsBHUtkCuQQr4kDegUIARCTAg

本質的な分析:
バイデンがウクライナ危機を克服する栄誉を得ない限り、バイデンの人気は浮上しない

3. 結論、YesかNoか

 結論はNoである。バイデンが中間選挙勝つ見込みはまったくない。

いかがでしたでしょうか。

それでは、また。ああ、今日はもうあと数分で終わっちゃうから、中途半端でごめんなさい。

                            野呂一郎

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