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スティーブ・ジョブズに学ぶ③中途半端にした点を埋めて運をよくする

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:あなたの過去の学びが、もし中途半端で終わっていたら、自分が納得行くところまで、足してあげよう。そんなに時間も手間もかからないのに、新しい景色が見えてきて、あなたの今を拡大増強する。トップ画はhttps://qr1.jp/9AldZx

さて、前回に引き続いて、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での”神スピーチ”「点と点をつなげよ」を読み解いてみたいと思います。今回はジョブズ氏の形に乗じて、「点」を満点にしてみよう、という提案をします。

点を埋めろ

過去の自分の出来事を振り返ると、あまりにも中途半端で投げ出したものが多いことに気づかされました。

試行錯誤、という言葉があります。

何かをやってみて、それが自分に合えば続けるし、合わなければやめる、というアプローチです。

しかし、僕の場合は、確たる意志や人生計画のもとにそれをやり始めたわけではなく、だからほれみたことか、中途で挫折を繰り返していました。

しかし、理由はどうあれ、何かを始めたら、ある程度のところまでやり抜かないと、その後の自分の糧になりません。

中途半端でやめたなにかがあったら、今、それをもう一度やってみませんか?

それもある程度のところまで、やりぬくのです。

黒帯という目安

例えば武道を例にあげれば、黒帯取得までやりなおすのです。

やはり、茶帯の最上位である1級と、その次の段階である黒帯は、違います。

天と地の差があると言っていいです。

流行りの言葉で言うと、「景色が違うのです」

あなたが武道をやったことがあり、茶帯で終わっていたら、是非黒帯を目指しましょう。

武道をやったことがある、という経験だって、あなたに様々な意味で利益をもたらしています。

でも、黒帯までやると、今まで見えてない様々なものが見えてきます。

空手ならば、どんな暴漢に襲われても、絶対に自分の身を守る自信がつきます。

刃物を持った賊でさえ対処コントロールできる、そんな余裕が確実に生まれます。

しかし、黒帯まで行かなければ、そういう心境にはなれないでしょう。

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過去、あなたは茶帯の1級まで行きました、じゃあ、もう少し行きましょうよ。

そこに行けばあなたの過去がグレードアップして、今のあなたも増幅させること間違いなし、です。

過去を改造して現在を創造する

ダンスをやっていたあなた。

でも、大学の舞踏研究会にいたけれど、先輩と合わなくて、大会に出る前にやめてしまった。

そんなことを思い出した矢先、市の広報誌を読んでいたら「ダンスしませんか」の文字が飛び込んできました。

格安でダンスレッスンを受けられるとのことです。

実際知り合いで、そんなきっかけで昔とった杵柄で社交ダンスを、再び習い始め、競技会に出るまでに腕を上げた人がいます。

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彼は、「人生が変わった!」と大喜びでした。

中途半端に終わった何かがあれば、その点を埋めてみませんか。

違った景色が見えたら、人生好転間違いなしです。

欠けた点が、満点になれば、自信もつくし、新しい人生の展開が待っています、ダンスの競技会だけじゃない、もっと素敵ななにかが待っています。

もう少しだけ点を埋めてみる

ある程度のところまで行かないと、お稽古ごと、習い事に限りませんが、何かをつかめないのです。

何かをつかめないまま、中途でやめてしまうのは、その意味でもったいないのです。

英語の勉強も、せっかく続けたのだから、もう一回再開し、何かがつかめるところまでやってみましょう。

でも、英検だとかTOEICだとかは、狙わないでくださいよ。

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それはどうしても、実力をつけるためにやるのに、いつの間にか資格取得のためにと、目的がすりかわってしまうからです。

点をどこまで埋めるかは、自分の感覚でいいのです。

武道は黒帯が便利な印ですが、他のものは「ここまで来たらいいな」というご自身の判断でいいのです。

過去の学び、という点は、ある程度埋めないと、あなたが得心のいくところまで埋めないと、あなたの人生の武器にならないのです。

あなたの過去、という「点」にほんの少し磨きをかけるだけで、あなたの人生はますます輝くものになるでしょう。

野呂 一郎
清和大学教授


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