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テレビがつまらない(1)

今回は嫌悪表現満載、敬称略になってます。
ご承知おきください。

テレビが面白くないというのは結構前から。
芸人が出ているのは特につまらない。

皆さんの職場でテレビ、ついてますか。
昼間のワイドショーを映していて、皆が見ているし、
あまり気にしないようにしているのですが、
まーくだらない。

食べ物、ファッション、ジャニーズ系のような男の子、
「ここで突然ですがクイズです」(←もうやめろ)
過剰に顔芸をする芸人、素人を登場させて馬鹿にするコーナー。

これを喜んでみているような層はどんな人なんでしょう。
知りたくもありません。

私の母が20代後半の時、
「テレビをみてばかりいると馬鹿になる」
と言っていましたが、
まさか40年後にその言葉が現実になるとは思わなかったな。

というか、しばらく見ていても、
ニュースをやるとホッとする。
バラエティーにはヤな奴しか出てこない。

自分の若いころから見なくなったきっかけとして
島田紳助と、とんねるずが出てきたことが決定的だったと思う。

イジリと称して言葉で、自分に弱いものをいびるあの醜悪な姿勢。
立場が弱かった自分からすると耐えられないものがありました。
いじめられていたような人間からすると、
心の傷をえぐられるような感じがしましたね。

あのノリで人をつっつくのは犯罪だと思います。
それがいまだにバラエティーで続いているので見たくないのですよね。

島田紳助は引退した。
とんねるずは前ほどではないけどメディアに出ています。
とんねるずの石橋貴明は
「実はいい人」的な擁護がネットでは湧きますが、
最初の印象が強烈、かつ最悪だったので、
正直なとこ、そんなこと言われても今更修正しませんよ、と
いう感じです。

ネットの炎上というのは、ある意味立場の弱いものからすると
正義の制裁の色彩を帯びるという説を読んだ記憶があります。

70年代後半から00年代まで続いた不良をもてはやす風潮に
対する怨念が渦巻いているのがわかります。
バイトテロなんかで炎上、損害賠償を求められると、
「ざまあ」な論調が沸き立ちます。

犯罪行為を「やんちゃ」と自称して、ネットにアップする、
その知性の足りなさにはうんざりです。

だんだん歳を取ってくると、そんな悪をするのもエネルギーが要るし、
社会的に受け入れられないのでやめてしまうのですが。

数年前に「横浜銀蝿」が復活しましたね。
でも、ドラマーの人がすぐ死んでしまった。
自分が中学生の頃、大ブームを引き起こし、
ヤンキー不良のスタイルを作った記憶があります。

音楽そのものは今聞くとチャック・ベリーの焼き直しです。

ちなみに Beach Boys の Surfin' USAも親戚だったりします。

ただ、子供のおもちゃだったようで、
中古レコードでは100円以下で売られていても、
手に取る人はいませんでした。

おそらく発想はこの2曲が元だと思っています。

当時のPTA的価値観からすると激怒されるやつ。
宇崎竜童のほうがしゃれてますね。
横浜銀蝿は露骨に中学生ターゲット。

横浜銀蝿の人たちも、当時横浜国立大学の大学生で、
あの一時期だけ(3年くらい)ああいうことをしていて、
それ以降は不良スタイルと決別し、
プロデューサーや会社経営をしていたとか。

当時の子供はナイーブで、裏側を知ることもなかったので、
そんなことまで気づくことがなかったのは
幸せだったのかもしれません。


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