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電気街~二次絵に関する考察(3)

劇画調ではないにせよ、少し探すと二次絵でもいかにも、な
描写ではないものも割と存在しています。

主に母子ものや熟女を題材にしたものがそれにあたります。

ただ、その場合でも性成熟度合いを薄めていて、
おっぱいやお尻が大きいとか、すこし顔のしわがあるという程度の
ものがほとんどです。

前に紹介したケン月影画伯の女性っていくつぐらいに見えますか。

年増好き狙い撃ち


たぶん、40まではいってない設定のはず。

でも、実際はまだ一回り下の30歳くらいなのでしょう。

昔の、といっても30年以上前の人って老けてますよね。
今が若作りとも言えますが。

80年代から最近の二次絵の趨勢には全く興味なかったこともあり、
いきなり段差ができているように思えているのかもしれません。

ただ劇画調の漫画を全く見なくなり、
スマホのゲームにも二次絵の絵柄が蔓延しているということは、
なにかエロに対する若い人の意識が変化しているのではないかと
考えざるをえません。

数年前に大阪の日本橋、東京の秋葉原という
もともとの電気街に行ったのですが、
(東京は30年ぶり)
もはや電気街ではなく、オタクの街になっていました。

10年前にはエロもあったので、すこしオッサンとしては
親しみやすいところもありましたが、
それも売れ線である二次絵、アニメのグッズが
大量に売られている(ようにみえる)光景は
物事の趨勢、万物流転の法則がつい脳裏を・・・

少し前のエントリーで、ロリ写真が合法だった頃の話をしました。

あの嗜好の人は一定程度存在することを思うと、
消えてはいないはず・・・そこを受け持ってくれているという
側面があるのでは?

どこか、そこにしか受け皿がなくなってしまい、
ポリコレ警察が蔓延するために、もめ事が増えているのではないでしょうか。

ポルノを見ていてわかるのですが、アメリカのエロって独特です。
やたらと男女平等ですし、嫌がるような描写は徹底的に避けられる。
人種構成も均等にされる。

現実とのつながりが重要視され、日本の二次絵、あるいは
ケモナー(向こうの言葉でfurry、半獣半人のようなもの)は
異様なものとして "Hentai"としてゾーニングされる。

この辺りは昔から徹底していて、VHSの時代から
事をいたす時には必ずBGMがかかって楽しそうにするという
ところは不文律としてありました。

そのため3Dの描写がウケる?のでしょう。
アメリカの人には日本の二次絵は、いっそう平面にみえている
可能性は捨てきれません。

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