強烈な嫉妬心と尊敬の間に
定例ミーティングの高鳴る鼓動
ココ最近でこんなにも距離を遠く感じ、強烈に嫉妬し、うわっ凄すぎる、なんだこの感じ、俺はまだまだ何者でもなさすぎる。
強烈にそう感じたのは大学の頃に練習相手をしてもらった井上康生先輩以来の衝撃であった。
爽やかな笑顔のその方は37歳でTシャツ、短パンに、「起業しろ」とデカデカと書いてあるどでかいしゃもじを持って颯爽と現れたのであった。
「タローさんといる人は一体、何者なんだろう?なんであんなでかいしゃもじ持ってるんだ?相撲部屋関係者なのか?」…心の中でそう呟くといつものように社内定例ミーティングが始まった。
(※タローさん:当社の代表)
「起業しろ」しゃもじ…その方は
早速始まった定例ミーティングの後半戦。
今年は10周年ということもあり、過去を知っている方々を招待してのプレイバックショー。
今回は今働いている会社の創業時からを知っているタローさんの恩人でもあり、偉大なる投資家。
その名も…
木下慶彦さん
規模感がすごい木下さんとタローさんのセッションがテンポよく始まっていくうちに…
ん?よくよく聞いていると、おや、85年生まれ。
ん?同い年…。嘘だろ…。
あのスーパースター豊作年である1985年生まれであり、今働いている会社の起点となった投資家さんと聞いて一気に話に引き込まれた。
桁違いの行動
2人のトークセッションはコミカルで、当時の情景がリアルに描かれていた。
「タローさんも当初は迷いながら進んでいて、たくさん挑戦してきた時期があったんだな。その時期を乗り越えてきたからこそこ今があるんだな」と思いながら、普段のタローさんのファションや行動からは見えない部分を覗ける貴重な時間であった。
にしても当時まだ「何者でもない」タローさんに対して投資家として接して、見極め、投資を行った木下さんの行動が何よりも凄くて衝撃を受けた。きっと他とは違うタローさんに何か感じるもの、光るものがあったのだろう。
トークの中で木下さんはこんな事も言っていた。
「うまくいっている時でも、うまくいっていない時でもタローさんは顔を出して話をしにきていた」とのこと。
みんないい時は報告してくるが、大概うまくいってないとなかなか連絡がこない。
これは確かに…。
人間恥ずかしかったり、劣等感や良くない時は何としても隠してしまう生き物である。とかく自分自身もそうであった。
しかしタローさんは違っていたそうだ。
何かを成し遂げる、全て自責で捉え、強い信念を持ち自分を信じている。
それが「どんな時も顔を出して報告してくる」という行動に現れていたのかもしれない。
何者でもないもの
あまりにもインパクトが強いお2人に猛烈な嫉妬心を抱いたあまりにトークセッションの中身90%は覚えていない…が。
ただその中でこの2つの言葉は自分を前に進めるための勇気つけてくれた言葉でもあるのでココで紹介しておこう。
なるほどぉ。確かに。そうだよなぁ。
誰も何者でもない俺の失敗なんて覚えちゃいないんだよな。周りの目ばかり気にしている自分に改めて気が付かされた言葉であった。
また成功するまでやれば失敗もあくまで過程に過ぎないし、殆どの人が覚えてない。
何をやる前からビビってんだよ。とにかく前に進め。一度きりの人生なんだから。と少しワクワクするあの感覚が戻ってきていたのを覚えている。
更にはわからなければ聞けばいい。のだ。
わかる人に色々と聞いて回る事で大概のことは出来てしまうというのだから…まさに聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。間違いない。
まだ何者でもない俺ではあるが、起業して事業を大きくして、時代の転換点を作りたいし人材紹介もしたい。
カネもコネも経験もない私もまだやりたい事はある。
▪️高齢者向け話し相手専門家事代行サービス
→孤独な単身高齢者や1人での生活をせざるおえない高齢者に向けた孫(20代のスタッフ)との擬似体験のような話し相手をメインとした家事代行サービスの展開。若者よ、闇バイトに走るな。これをやろう。
▪️メンタルヘルス領域訪問サポートサービス
→処方箋だけに頼らないマッサージ、鍼灸、食事改善、軽運動サポートの訪問トータルコーディネートサービスの展開。そこの君、人生諦めるのはまだ早い。必ず良くなる方法がある。
事業は10やって1当たればいいくらいの気持ちでやればいいのだから、わからない事は聞いて、失敗して、限られた人生の時間を使い切ろうと改めて強く感じた金曜日のいつもと変わらないオフィスでの定例ミーティングであった。
最後に…
木下さんへご挨拶に伺った時に、人としての器の大きさを感じた。
大きな規模感で事業を動かしているにも関わらず、初対面の人に対して丁寧で柔らかく気さくでいて爽やか。
最前線で同い年の方が活躍されている事に触れられてとても有意義な時間であった。
さぁ、起業しよ!
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