見出し画像

タスク魔の果てに

2020年に経験した職種はこれからの時代に対応すべく貴重な経験だったと今更ながら思う

鹿児島で一支社を黒字化へ牽制する任務だった経営企画営業職、多方面の方とのパイプ役に徹し営業面の底上げに貢献した。そこから念願叶って都内本社転勤。
自分の生活環境だってまだ慣れてもいない状況で、25名のそれぞれ特性の違う精神障害者、身体障害者、知的障害者のマネジメント、しかもそれぞれについているそれぞれに違う就労支援者との連携やそれぞれに配属されてる配属先店舗責任者との連携、採用面接にその後の追跡と配属先選定と連携、それはそれは日々のタスクが多くて、脳内は常にtodoリストと時間軸を追いかけ、多方面への面談、ミーティング日程調整の連携メールとスマホはちょっと見逃すと大変になる量で移動公共交通機関との調整、しかもこれを一都三県飛び回り1人でスケジュール通りにこなしていた。

キャパオーバー寸前の毎週金曜で死んだように土曜日を迎えていた。これが管理職というものだ。と言い聞かせていた。
補助をしてくれる人材が欲しいという私の要望は通らず、9ヶ月が経った頃、それまで営業職が長く1人プレイヤー慣れしていた私はマルチタスクだと思っていたその概念に限界がやってきた。

異変

一瞬、目を閉じて脳内にある“やらなければならないことリスト”をシャットダウンした。

毎晩眠る前にやっている普通のことだった。

朝起きて会社に着く頃には電源が入って脳内デスクトップにフォルダがズラッと見え始めるこれが普通だった。

帰宅途中ふと衝動的に全てをシャットダウン“無”になった。
途端に別の選択肢が見えた。

もういいんじゃない

私の会社でもない
私の神経と時間と睡眠をすり減らしてまで
なにをやってる? この先にある希望って何?
一体誰のためにやってる?

こうなると普通大抵の人が描くように
もっと自分の力がダイレクトに結果になる起業へと意識が向かう。もれなく私もその思いが出て来た。そこへベンチャー企業からのお誘いが来たのはある意味引き寄せた。

自分が精神的に滅入ってしまう前に可能性のある場へシフト

ベンチャー企業で世の中の大手と呼ばれる企業のシンクタンクとのミーティングを経験した。意見交換もさせてもらえた。マインドが見えた。
重視しているマインドが見えた。私とは違う。

この方達の思考で世の中の大部分が決まっていってしまうのか、、、、
率直にそう思った。

これはいつまで経っても階層構造なわけだ、、、って

そこから資本主義の仕組みと精神障害者増加の繋がりが私には見えた。

去った後、仕組みを調べ始めた私
そこから芋づる式に世の中のあらゆることに気づきだし、珍しく強く激しい怒りが込み上げて来たその感情は、まるでこれまで押さえつけられていた留め具が外れたかのように溢れ出した。

この地球のガチガチに作られた低次元マトリックスの認識に始まりそこから脱出する過程に入った。

2年かけて低次元思考のマトリックスから脱出し無事に軽い思考の5Dへと切り替われた。

これから、みんなと同じように出来ない人を階層で分けて管理していた世界は終わりを迎え、どんな人もその得意性を活かし対等な横繋がりの世界になる。
そこに至るには、まずそこの大枠をわかった上で認識を変えていけて多くに周知することが出来て尚且つ、多様なバックグランドでそれぞれがみんな生きて来ていてひとり1人違うのは当たり前だという思考が不可欠になる。

その訓練を私は2020年にすでに済ませていたのだと思うとあの経験は貴重でありがたく奇跡的経験だったという記憶になる。

怖いものなんて何もない
みんな心を通わせたら同じ人間だったから
どんなに衝突したとしてもその真意を汲み取ることでわかり合えたあの経験は今に全て生きている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?