ノリユキ

読み終わった本を書き留めておくのが主になると思う。 そうしないと何を読んだのか忘れてしまうから。

B44-2021-25 人間自身 考えることに終わりなく  池田晶子(著)

図書館の〈哲学〉の棚でたまたま目が合って借りてきた本である。縁だ。年に何回か、あるいは数年に一度、めぐりあう凄い本である。 一度読み通して、また頭から読み直す…

2週間前

B43-2021-24 細雪(上) 谷崎潤一郎

四姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子。 雪子の見合い話をめぐる物語である。 この小説を読んでいて異様だと思うのは、登場する人物の女性の多さである。 上の四姉妹に加えて…

2週間前

B42-2021-23 もしもし  ニコルソン・ベイカー  (訳)岸本佐知子

これは最近気がついたことなのですが、表現者はある意味において変態でなければいけないのではないかと思います。 それは「普通」に較べて変わっているとか、ちょっと特…

2週間前

B41-2021-22 たおやかに輪をえがいて  窪美澄

同時代の女流作家を、私はあまり読まない。 それでも気になっている作家をあえてあげるなら金原ひとみ、角田光代、窪美澄、桜木紫乃くらいだろうか。なかでも窪美澄は私…

2か月前

B40-2021-21 音楽と契約した男  瀬尾一三

  明星の歌本を開けば歌詞だけではなく、作詞家作曲家、そして編曲家の名前まで載っていた。私が小学生の頃である。少ない小遣いで、あるいは母親に買ってもらった明星の…

3か月前

B39-2021-20 一人称単数 村上春樹

 仕事から家に帰ると部屋にいたのはいっぴきのカエルだった、あの短編小説も心に残る作品だったけど、温泉につかっているといっぴきの猿が入ってくるのも凄い話ではない…

4か月前