妖怪について語る時に我々の語ること
柄にもなく私は愛について考えている。
愛とは何か。
酒は呑んでいる。もちろん。
しかし頭は妙に覚醒している。
ピエール瀧くらい覚醒している。
愛、とは何か。
わからない。
考えてもわからない。
考えれば考えるほど、わからなくなる予感すらある。
だけどこれだけは云える。
この本は愛に満ちている。
私は親しい人間を誘って芸術の森に行った。
今年の暑い夏。6月だったか。7月だったか。
狙って行ったわけではないが、ちょうど水木しげる展をやっていた。
とてもツイていたと思う。
小学生の