たいがいのコトバは音で出来ている 常識の路上 町田康(著)
誇らしげに答えるだろう。
いったい何を読んでいるの?と問われたら。
1,800円+税の単行本。
お高い。
けれど…。
むかし、22歳頃、地下鉄北34条駅の地下にある本屋さんで何冊か本を買った。ほとんど立ち読みで済ませていたけれど。
何という雑誌かは忘れてしまったけれど、当時、とある若手漫才コンビが特集された号があった。今では大御所中の大御所である彼らがまだ若手として売り出していた頃だ。
笑いの悪魔に魂を売った者のように、僕の目には映った。
それはそれで潔く見えた。いまだに