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飛騨の鬼神 両面宿儺VS武振熊命との戦い 飛騨八幡伝説 巨石探索編

御神体を言われる巨石などを検証してみたいと思います。


01,下原八幡神社(しもはらちまんはらじんじゃ)

根子(ねこ)岩

両面宿儺討(りょうめんすくな)の「根子(ねこ)岩」殿の左側の注連を廻らした大岩を、昔から猫の形に似てもいないのに「根子(ねこ)岩」といっている。

武振熊がこの大岩の上に八幡様を勧請されたので、難波根子武振熊命の「ねこ」からきた由来である。

02,森水無八幡神社(もりみなしはちまんじんじゃ)

ある一説では下呂郷湯之島村に鎮座のあった猿田彦命を祀る神社が現在地に遷座、「松森神社」と改称。

ということは、現在地には武振熊は来ていないということになる。

元の鎮座地の下呂郷湯之島村に巨石があるかは未確認。

03,乗政八幡神社(のりまさはちまんじんじゃ)

巨石無し。

04,位山八幡神社 (くらいやまはちまんじんじゃ)

神社全景

祭場遺跡であり、巨石がゴロゴロしていた。

入り口横にある巨石
神殿奥にある巨石・・御神体!?
境内にある祭壇岩!?

05,久津八幡宮 (くづはちまんぐう)

巨石などは見つからず。

06,久々野八幡宮(くぐのはちまんぐう)

巨石無し。

07,若宮八幡神社 (わかみやはちまんじんじゃ)

若宮八幡神社の鳥居
祭壇岩と思われる巨石が地面から顔を出していた。

08,櫻山八幡宮 (さくらやまはちまんぐう)

神社全景
狂人(きちがい)石

狂人岩は、地表から突き出て見えるかのようで、両面宿儺を討伐した証とされる。御神体であると思われる。

09,鎮西八幡神社 (ちんぜいはちまんじんじゃ)

神社全景

祈願座(ノリクラ石)と称する平盤の巨石がある。

10,飛騨一宮水無神社 (ひだいちのみやみなしじんじゃ)

御神体が位山なので巨石はない。

水無神社の元宮は、大森神社。

水害のために現在の場所に移したと思われる。

12,まとめ

巨石が確認できたのは、以下の5神社。

ひとつ問題点として、後世の言い伝えで、巨石がある神社に変更されると、武振熊がきたかどうかは、分からない。

01,下原八幡神社(しもはちまんはらじんじゃ)

04,位山八幡神社 (くらいやまはちまんじんじゃ)

07,若宮八幡神社 (わかみやはちまんじんじゃ)

08,櫻山八幡宮 (さくらやまはちまんぐう)

09,鎮西八幡神社 (ちんぜいはちまんじんじゃ)




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