残滓
ある絵描きの男が、もう10数年前に俺が貸したDRAGONFORCEの3rdアルバムの中の「Cry For Eternity」という曲を聴きながらインスパイアを受けてこの絵を描いたという。
そしてこの絵がプリントされたTシャツを作ったという。
「残滓」
まさしく時代遅れなことばかり言っている俺のような、ベースはオールドスクールでありながらその圧倒的なスピードで世界中を熱狂させているDRAGONFORCEのような。
時に笑われがちな「マジ」「涙」「熱さ」なんてものを人の何倍も吸い込んできて、馬鹿にされて尚へこたれず、何かを自分なりのやり方で追い求めているその執念というか頑固漲るその怖いくらいの目線がなんとも素敵だよ。
迎合じゃなく、否定でもない、玉砕でもない、いっちょやったろかい精神に火が着くじゃねえか!
大輔、ありがとうな!
追記
大輔にCDを貸した9年後の2015年、娘とDRAGONFORCEの速度違反もののライブを見終わって田園都市線に乗り帰っていた、疲れ切っていた娘を背中から抱いて立っていた俺の、同じドアの両端を挟んだ目線の先にたまたま大輔が立っていたなんて信じられるかい?
「あっ、どうも」なんて照れくさそうに会釈をした時の大輔の顔が忘れられないよ!
日下大輔のインスタグラムはこちらです、よかったら一度覗いてみてください!
https://www.instagram.com/p/CPMz1ZpjOsI/
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