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グローバル経営の極北 @note

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#英語

英語の「発音」が決定的に重要な理由

発音のコンプレックス日本の英語教育ではあまり発音が重要視されない。ただ、英語を実際に使って話す上では発音がきわめて重要になってくる。僕も、発音をきちんと学生時代に習得できていなかったがゆえに、とてもとても苦労してきた。 まず、この記事で書いたように、大学時代のアメリカへの交換留学での苦労。大学の英会話の授業ではそれなりに話せていたつもりだったが、実際アメリカに行ってみるとこちらの言うことが全く通じない。同級生のアメリカ人が、こちらが話をすると困惑したり、バカにしたような顔を

アメリカのウォルマートで「虫けら」扱いされた留学時代のこと

その是非については色んな議論があるけれど、海外留学や海外長期滞在は若い頃に経験しておいたほうがいいと個人的には思う。なぜなら、自分の考えや地位は相対的なものに過ぎないんだ、というのを「骨身に沁みて」理解できるから。この体験は一つの国だけに住むことではなかなか得られない。 一方で、日本では依然として「海外」という言葉に特別な意味が付与されていて、海外体験を自尊心の源泉にして自慢気にそれを語る人や、そういう海外体験を振りかざす人に激しく反発する人がいたりする。 でも、僕の経験

3ヶ月で外国語を「15分」話せるようになる勉強法とは?

「外国語学習の科学」という本で紹介されている英語の勉強法をまとめたこの記事は多くの人に読んでもらっている。 同じ本で、外国語学習の興味深い事例が2つ紹介されているので紹介したい。 文法は家で、教室ではインプットを まずは著者が日本の公立高校の英語教師をしていた時の事例。ここで彼がベースにしたのは「ナチュラル・アプローチ」という手法。 彼が行った指導を整理すると以下のとおり。 ■クラシェンの「文法は家庭学習にまわし、教室では理解可能なインプットを与える」という方針を応用

「科学」に裏付けされた方法で英語を勉強しよう!

語学習得の道のりは果てしなく長い。第二言語習得の理論を網羅的に分かりやすく説明している「外国語学習の科学」から、そこで紹介されている勉強法をまとめておく。どれもどこかで聞いたことある基本的なものが多いが、それが「理論」に裏付けされている、というところがポイント。 分野をしぼってインプットインプットのポイントは背景知識を知っていて理解できること。なので、自分の専門分野(例 ビジネス)や興味のある分野(例 音楽や映画)について、「徹底的に読んだり、聞いたり」することが推奨されて

英語力をどうやって鍛えるか? 私の勉強法を公開します!

この記事は私のブログに過去投稿したものを、追加の情報を入れて再編集したものです。英語の勉強の参考にしてくださいませ! ------------------ 私が普段どうやって英語の勉強をしているか聞かれることがよくあるので、まとめてみました。 私のバックグラウンドとしては、大学時代に1年間アメリカの大学に交換留学、新卒で入ったメーカーで海外営業、外資IT企業の経営管理部門で外国人役員や本社メンバーとやり取り、という経歴なので、英語はずっと仕事で使ってきました。ただ、英語