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AI時代に蔓延る「黒魔法」って

こんにちは!ノリです。
普段はゲームブログを運営しながら、介護士をやっています。

いやぁ、相変わらずChatGPTです。やばいです。
全てのAIを過去にするレベルで進化を遂げています。

画像生成AIのStable Diffusionも物凄いことになっていて驚愕です。
IT業界の技術進化の早さを、犬の成長が人と比べて速いことに例えてdog yearsと言ったりしますが、それどころではありません。

もはやmouse yearsとかいうレベルではなく、もはやカゲロウイヤーです。
そんなAI時代に生きてしまっている私たちですが、いいことばかりではありません。
輝かしい時代が待っている可能性は、五分五分だと思っています。

AIイラストではプロンプトのことを呪文と呼ぶようですが、著作権の侵害など様々な問題を抱えています。
呪文とは、呪いでもあります。
誰かを意図せず傷つけてしまう可能性が常につきまといます。
「そんなのどんなことでも言えるでしょ」と思うかもしれませんが、AIの場合は話が大きく違います。

AIにおける呪文を間違った使い方をして、それを広めてしまえば、それはただの呪文ではありません。

黒魔法です。


黒魔法は人を傷つけます。いかんでしょ。
ということで、AI時代に求められる倫理観とは一体何なのか考えてみます。

AI技術の発展により、非常に色んなことができるようになりました。
好きな絵を描いたり、自分の声を読み上げソフトにしたり、自動で記事を書いたり。
今はまだ一般レベルまで浸透していないですが、1,2年でスマホと同じレベルで認知されるようになると思います。
LINEでChatGPTを使うことができるサービス「AIチャットくん」は既に3/23日時点で75万以上のダウンロードがされています。
この大きな波の中には、当然問題もあるわけです。

それが、黒魔法の存在です。
黒魔法は、AIの他人を傷つけてしまうような使い方のことをいいます。
ChatGPTやStable Diffusionは常に著作権などの問題に対処する必要があります。
ChatGPTだと他人の論文のパクリ論文を生成してしまったり、Stable Diffusionだと他人の描いたイラストを無断で使用したりといった例があります。

AIを黒魔法的に使うことはダメだということは当然みんなわかっていると思います。私もそんなことしたくありません。
しかし、それでも人は簡単に黒魔法的な使い方をしてしまうのです。
それは他人を傷つけるためにわざと使っているのではありません。
ほとんどの場合、自分を幸せにするために黒魔法を使っているのです。

それと反対の意味を持つのが、白魔法です。
白魔法とは、人を幸せにするためにAIを使うことです。
もちろん、人を幸せにするためにAIを使っても、結果的に黒魔法的になることは少なくありません。
だから、厳密には白魔法と黒魔法がきっちり分けられているわけではなく、その境界はグラデーションになっているのです。
そして完全な白魔法がないように、完全な黒魔法もありません。

本当に誰も傷つけないことは現実的ではありませんし、黒魔法によって救われる人もいます。
それでも私は、白魔法を目指していくのが望ましいのではないかと考えます。
理由は、人は放っておいたら黒魔法的な使い方に寄って行ってしまうからです。
水や熱が高いところから低いところへ落ちるように、白魔法も簡単に黒魔法に落ちてしまいます。

人類史上、これほどまでに倫理観が求められる時代があったでしょうか。
そのパワーは既に、世界中に拡散するというインターネットを取り込んでさらに進化したインパクトを持ちます。

あなたのAIの使い方ひとつで、何万人、それどころか世界さえ滅ぼしてしまうような危険があります。
黒魔法にはそれだけの力があるのです。

よく考えてください。
白魔法に常に向かっていくように意識しなければ、この先とんでもない時代になる気がしてなりません。
あなたはどう思いますか?


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