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本田圭佑に学ぶ環境の大切さ

元日本代表サッカー選手、現在は実業家としても知られる本田圭佑さん(以下敬称略)。
最近、そんな彼が近畿大学卒業式で話したスピーチを観る機会がありました。
人生を深く味わうために欠かせない知恵がたっぷりだったので、「自分なりに解釈した上で」ここで共有したいと思います!
興味があれば動画のリンクを後で載せるのでどうぞご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう!

限界を決めない

まず「自分に限界を決めない」ことが大切だと本田圭佑は言います。
皆さん頭ではわかっていることだと思います。
勝手に限界を決めちゃいけないって。
知り合いに「やめときなよー」とか「難しいと思うよ」とか言われてやる気をなくしてしまう方も多いと思います。
でもそれは、「勝手に他人に限界を決められてしまっている」ことに他なりません。
なんで自分のことをよく知らない他人が限界を決めてしまうのでしょうか。
確かに時間は有限なので、できることには限りがあるという意味では限界はあります。
ですがそれを他人が勝手に決めていいものではありません。

限界を決めないことのメリットは、夢を追いかける原動力が生まれることです。
世の中には夢を叶える人と叶えられない人の2種類がいて、叶えられない人の中には夢を持っていても努力をしなかった人がいて、夢をそもそも持っていない人、という風に細かく分けられます。
夢は持たなければ実現しようがありませんよね。
「自分はこんなもんだろう」と自分に限界を決めてしまってはいませんか?
私はアメリカバスケのNBAが好きで、英語の実況を理解して英語で試合の感想を話せるようになりたいと思っています。
そこで英語の勉強を続けているのですが、「あんまり話せるようにならないな」とか「難しいな」とか考えてしまいます。
それでも私が勉強をやめずにいられるのは、限界を決めていないからです。
結果はともかく、スタートラインには立っています。
限界を決めなければ、夢を持つことができますし、スタートラインに立つことができます。
難しいことを考えずに、とりあえず「できるかできないか」は一旦置いておいて取り組んでみましょう!

環境にこだわる

本田圭佑が一番大切にしていることは、ものすごく簡単ですが、ほとんどの人がやらないことでした。
それは、「環境にこだわる」ということです。
意外だと思いませんか?
自分が頑張る量を増やすのではありません。
環境にこだわらない状況でいくら頑張っても効果が薄いのです。

夢を次々と叶えていくために必要なのは、モチベーションでも行動力でもありません。環境です。
Youtubeをはじめたいと思っている人がスマホ一つで動画を撮るのと、最新の高性能パソコンと最強の動画編集ソフトなどが整っている環境で動画を撮るのでは全然違います。
モチベーションがあるから環境を作るというのももちろん大切ですが、環境があるからモチベーションが上がるということに気が付くと大きく生活が変わります。

私はスポーツジムに通っていますが、これまで2つのジムを辞めていて、今通っているのが3つ目です。
選んだのは「チョコザップ」でした。
24時間いつでも行けて、家から近くて、トレーニングを始めるまでが簡単なチョコザップを選んだことで、前のジムに通っていたときよりも高いパフォーマンスを出すことができています。

チョコザップはCMでおなじみの「ライザップ」の系列ですが、ライザップがまさに環境にこだわっています。
高い費用をかけ、パーソナルトレーナーをつけ、食事管理をしながら高い負荷をかけていく。
もちろん自重トレーニングでも良いのです。
しかし、例えば減量を目的とした場合、ライザップに通う人と自分の意志だけで頑張る人とでは、明らかに差が付きます。
なぜなら、意志だけで頑張る人は、意志というトレーニングとは無関係なところで体力を使っているからです。

夢を加速させるには、適切な場所、会った方がいい人、知るべき情報、使える道具など、様々な環境が必要です。
環境が良くない場所で、どれだけ頑張っていても、井の中の蛙になってしまいます。

夢を持って、環境が良ければ、言い訳せずに前に進むことができます。

いつか死ぬ。

そうはいっても毎日生きていると、夢とは関係ない邪魔や壁にぶつかりますよね。

私で言えば英語もそうですし、ジムでのトレーニングもそうです。
辞めてしまった方がいいのではないかって思いますよね。
ですが、本田圭佑は語ります。
追い込まれているとき、プレッシャーがかかる場面で自分に言い聞かせる言葉、それは
「いつかは死ぬ。生きたいように生きろ。」

この言葉、私にも非常に刺さります。
なぜなら、介護士として日々死と向き合っているからです。
「自分のせいで利用者さんのできることを少なくしてしまった」とか、
「もっとできることがあったんじゃないか」とか、普段から思い悩んでしまうことがあります。
しかし、人間生きていればいつかは死んでしまうという事実を見れば、できることをしているのではないかという気持ちにもなります。
同じように自分も、いつか一生が終わることを考えれば、生きたいように生きてもいいのではないでしょうか。
生きたいように生きるのを手助けするのもまた介護士の役目だと信じて、毎日を味わって生きていこうと強く思うのでした。


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