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韓国旅行中に突然、日本語で話しかけられた

韓国旅行中にビックリしたこと

よく聞く話ですが、韓国は日本統治時代の影響もあって、日本語を話せる人が結構いるそうですね。

いまとなっては少数だと思いますけど、実際に話せる人に遭遇しました。

偶然にも出会った人たちの中には、私が日本人だと見るなり、すぐに日本語で話しかけてくれる人もいました!

母国語で話しかけられると、こんな嬉しい驚きがあるんだなと感動しました。どんなことがあったかというと・・・

プサンの地下鉄での出来事

プサンの地下鉄に乗った時のこと。私はロングシートに座って移動していました。列車の中ですから、仲間たちと会話するわけでもなく、ただ黙って座っていました。

地下鉄はいくつもの駅に停車しながら走っていきます。そんななか、途中の駅から高齢のご夫婦が乗ってきました。彼らはどこに座ろうか迷っていましたが、たまたま私の隣が空いていたため、おじいさんが座りました。

その直後、彼は私に向かって、「日本人の方ですね」と声をかけました。

突然のことにビックリしました。

私はただ座っていただけで、日本語を話していたわけでもありません。それなのに日本人だとわかったことに驚きました。

確かに、韓国の人の顔立ちは日本人とは違うと感じていたので、彼にとっても、私が日本人だとわかったのかもしれません。

彼はかつて、戦時中にサハリンに住んでいたことや、その後日本に住んでいたこと、そして現在は韓国で暮らしていることを話してくれました。彼はキリスト教の宣教師のような活動をしており、日本でも同様の活動をしていたそうです。

日本での経験があったから、日本人の顔を見分けられたのかもしれません。

もしかしたら、私に布教活動をしはじめるのではないかと身構えましたが、ほどなく私の降りる駅が近づいたため、別れることになりました。

感謝の気持ちを伝え、手を振ってお別れしました。

新慶州のタクシー乗り場でも

このあと、新慶州の駅前にあるタクシー乗り場に行った時も、「日本のかたですか?」を声を掛けられました。

この時は、こちらが日本語で話していたため、すぐにわかったと思います。

我々のグループは全員、韓国語が話せないので、日本語がわかる人がいてとても助かりました。

外国語ができないコンプレックス

言葉が通じるって、本当に素晴らしいことですね。韓国語がわからない自分が、とても残念に思えました。

海外旅行に行くと、多くの人が「現地語がしゃべれるといいな」と感じることでしょう。

今回の旅行では、翻訳アプリを用意していたのですが、思ったように即座に使いこなせませんでした。慣れれば大丈夫なのかな、とも思いますが、慣れる前に旅は終わってしまいました。

でも、どんなにAIが発達して翻訳がスムーズにできるようになったとしても、頭で理解して即座に話す瞬発力には敵わないのではないでしょうか。そんな風に感じた、韓国での出会いと出来事でした。

鉄道趣味で人生を豊かにする活動をしています。乗りテツ旅行会の溝口駅長です。今回の記事はいかがでしたか? もしよかったら、サポートしていただけると嬉しいです。