のりたま

日々のこと。感じたこと。わたしの頭のなか。

のりたま

日々のこと。感じたこと。わたしの頭のなか。

最近の記事

世の中は思ったより残酷だということ

10月、かなり苦しい1ヶ月だった。 仲のいい友達に「授業全然わかってないよね」と言われ、「何いってるのかわからない」と私が発言するたびに言われ、それがきっかけでスペイン語を話すのが怖くなってしまってクラスを2つ落とした。 単語がわからなくて質問をすると「アジア人のための授業だよね笑」と笑われたのは悲しかった。 友達や先生たちには試験のために〜と話して、本当のことは自分の心に留めておいた自分、えらかったなぁ。ほめてあげたい😔 本人としては、私のスペイン語を正してあげたいと言う

    • 憧れと本質

      スウェーデンに行ってからずっと考えていること。 いかにものを減らせるか。無駄をなくせるか。 流行り物に弱い私。 保育の中でも「ドキュメンテーション」「サークルタイム」「SDGs」なんてものがたくさんあって、全部試してきて、それなりに形になったり、自分のものになったものもあった。 でもスウェーデンに行って、保育が、生活がものすごくシンプルで。 森の中で、自然の中で生きることの有り難みを押し付けでなく感じている子どもたちと一緒に過ごしてみて、今の私のまわりにはものが溢れ過ぎて

      • 想いを巡らす

        最近ぼーっと考えていたこと。 仲のいいブラジル人が、助けを求めた人が思った返答でなかった時に、 「彼は私のことを助けてくれないし、言い方が強すぎる。気分のアップダウンが激しくて困っている私のことを助けてくれないなんてどうかしてる。」 なんてことを話していた。 あなたはどう思う?って聞かれたから、 「彼もきっと事情があるんだろうけど、あなたが傷ついているのに対して助けてくれないのは悲しいね…」 と伝えた。 夜になってふと思った。 この子ってすごく自分のことを大事にしているし

        • きっと当たり前に過ごしている日常も懐かしく思う日が来るんだよね〜 私の通学路、2023。

          人生初のホームシック

          8月。 こちらに来てもうすぐ4ヶ月。時間が経つのがあっという間。 葛藤の7月でした。 1週間学校をお休みして夏休みを取ってイタリアに行ったは良いものの、仲のいい友達とクラスが離れてしまい、ママも長期休暇で別荘に行ってしまって、ほぼ誰とも話さずに1日が終わる毎日。 クラスでは人見知りを言い訳に発言も大してせず、夜寝られなくて朝起きられなくてお休みしてしまうこともしばしば。 自分で頑張るって言ったのに、頑張れていない自分にもやもやしてしまって… 大人になってよかったこと、自

          人生初のホームシック

          今日はねぇちょっと悲しいから、ここに気持ちを残しておく。 テストが終わってすっきりした気持ちでお買い物に向かっている途中、Twitterを開いたら悲しいニュースが飛び込んできた。 人間って残酷だ。 前々から彼女に浴びせられる言葉を見てきた。 人に伝えていいものとは思えないほどの暴言、理解のない言葉たち。 私だって全てを理解することはできないけれど、それでもこの3年くらいは理解したいと思って生きてきたつもりだから、そんな言葉たちを見るのが苦しかったし悲しかった。 どう考

          闘牛はアートか否か

          Hoy, mis compañeros y yo hablemos sobre “corrida de toro es arte? o no es arte?” Es muy dificil para mi, no puedo insistir mi opinión en la clase… Cuando hace “ corrida de toro”, tiene que morir un toro. Es verdad. Sin embargo, también

          闘牛はアートか否か

          豊かさとは

          豊かさってなんだろう。 葉っぱのついていない木を見ながら、この子は豊かなんだろうかと考えた。 枝はだらりと地面に向かって垂れていて、葉っぱは一つもついていない木。 隣の木も、そのまた隣の木も同じだった。 もしかしたらその木は、地面からたくさんの水を吸って、耳を当てたらごうごうと音がするかもしれない。 もしかしたらその木は、小鳥と仲良しで、たまの休息に訪れた小鳥を受け入れているかもしれない。 一見葉っぱがついていてまっすぐに生えている木の方が若々しく豊かに見えるけれど、

          豊かさとは

          さいきんのこと。

          8.9月ととても苦しい毎日だった。 暗闇のど真ん中にいる、とかそんなんじゃなくて 私から全ての感覚がなくなって、周りにはたくさん物があったり人がいたりするのに、全てすり抜けていってしまう感じ。 何をしたい、これが食べたい、とかもなくて、何のために生きているのかわからなくて、おうちで泣いて、電車で泣いて、横断歩道でどの車に轢かれたらいいのかなって考えて、気づいたら頭を打ち付けていたる日も多かった。というかまだその中にいるんだけれど。 何を言われても元に戻れないくらい落ちてし

          さいきんのこと。

          戦争反対、というけれど

          今まで私はずっと戦争に断固反対、だった。 もちろん今もその思いは変わらない。 けれど、今回のロシアとウクライナの話をぽつぽつと読んだり、見たり、いろんな情報が駆け巡る中で、 私の世界平和への思いってなんなのだろうと思った。 ウクライナを守るために!と集まる人々がいて、 でもそうすることでロシアからはきっと目の敵にされるでしょう。そうすると、そこにも壁が生まれてしまう。 どうすることが正しいのかわからない。というよりもしかしたら正しい、なんてことはないのかもしれない。どちら

          戦争反対、というけれど

          ときめき補給

          思い返せば中学生の頃からずっとアイドルが好き。 好きの形は変容していって、毎日縋るように見ていた時期もあれば、我が子のような気分で見ていた時も、 はたまた毎日のように足繁く現場に通い詰めていた時期もあった。 この所毎日のようにアンジュルムの「赤いイヤホン」を聞いている。あやちょ卒業公演の赤いイヤホンは、赤い衣装も相まって、みんなものすごく艶やかで色気のある、芯の強い女性に見える。 この頃のアンジュでいえば私はふなちゃん推しなのだけれど、推しなんて関係なくみんなが輝いていて、

          ときめき補給

          感情の行方

          この3日間、いろんな感情に振り回された。 自分が思った通りの結果にはならなくて、でも人の心が変えられるものではないこともわかっていて、 自分1人で考えるのでは心が砕け散ってしまいそうで、 でも今年は一度自分の中で考えて、咀嚼してから人に伝えることをしてみようと思っていたので、人には話さず1日中考えた。 でもやっぱり、優しくしてくれる人には甘えたくなってしまう。 その場の感情を吐露したら、「大人だねぇ」って言いながら抱きしめてくれた。 安心したら涙がいっぱい出てきた。 も

          感情の行方

          自分を満たす

          最近自分の満たし方がわかるようになってきた 私の好きなこと 旅、カメラ、美術館、ホテル、アート、人と話すこと、自然、建築、本、お酒、そして保育。 自然が好きになったらまた幅が少し広がって、 足元の小さな幸せに気づけるようになった。 地面にたくさん積もった落ち葉たちがまた新たな道となっていくんだなぁと感じたり それがさらに山になっていくのってすごく神秘的。 私たちがたくさん歩くことで山になる速度がはやくなっていく。 森からのいただきものは多い。

          自分を満たす

          今までずっと細い綱を渡ってきたのだけれど、 一本ずつ命綱を外してきて、 その命綱があと一本になったとき、 気づいたら綱が厚い板になってた。 でも綱なしで渡るのはやっぱり不安で、前から目を背けてしまう… 一人で向こう側まで渡れるようになるのは、いつかな

          私は愛されてる

          あー今日のことは忘れたくない。 恋愛の話から、自分の最近の悩みをつらつらと話していたら、実は自分の根っこのところですごく傷ついていたところが浮かび上がってきて、 幼少期の家族との関係だったり、振られた時のことも、それから今の好きな人との関係性も、 全てが自分を認めてあげられない自分、と向き合わないと解消しない問題だったりして。 きっと両親は私のこととても大切に思ってくれていたけれど、それによって私は傷ついていて、 自分のことを大切にできないから、都合のいい関係で成り立つ、

          私は愛されてる

          変化

          中学生の時に、学校の図書館でポップをつけて置かれるほど推されていた『センス・オブ・ワンダー』を手に取ったけれど、私には「難し」かった。 あれから10年経ち、私の感覚が変わっているのであれば読めるかも、と再び手に取った。 なんて面白いんだろう…! 最初の一文で私は自然の中へと誘われ、海岸で貝を探した初夏のこと、苔が安定のしるしなのだと教えて頂いた、清里のことを思い出す。 自然が苦手だった10年前の私は、と言ってもほんの1年半前までは苦手だったのだけれど、10年後の私が読ん