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最好映画。 153 「ストリート・オブ・ファイヤー」 1984年。

派手な時代の、派手なアクション映画。「これはロックの寓話である」と言う冒頭文が全てを有効にします。「ザ・ドライバー」「ウォリアーズ」「48時間」のウォルター・ヒル監督なので、しぶーい映画かと思ったら、コンサート会場で歌姫は誘拐されるは、50年代趣味だし、ふぁんたじーだなこれ、ってわかるのは数分です。撮影のアンドリュー・ラズロは「ランボー」「ウォリアーズ」の方。やっぱり男臭い映画のチーム。ダイアン・レインが誘拐される歌姫、ウィレム・デフォーは悪役、エイミー・マディガンが相棒、今観ればずいぶん豪華な顔ぶれ。マイケル・パレがヒーローを演じてますが、デビュー年に「フィラデルフィアエクスペリメント」とこの映画に主演後はあまり聞かない・・主題歌「今夜は青春」が大映ドラマ「ヤヌスの鏡」で使われていたので、これで知った人も多いかもしれませんが、映画オリジナル。テンポよく進むので、ツッコミどころ(悪役が言うほど怖くないとかw)を忘れます。雑巾ワイプを全編に使っていますが、当時はかっこよく見えましたね^^。ほとんどが夜のシーンなので、ネオンサインの色でライティングされていたりで、撮影は本当に美しいです。一人も死なないアクション映画って、最近ないですよね。三部作ありそうな勢いでした。去年出たデジタルリマスターで美しさを再発見。1984年て本当に不思議。「ビバリーヒルズ・コップ」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」「フットルース」「ライトスタッフ」「ゴーストバスターズ」「風の谷のナウシカ」「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」「麻雀放浪記」「お葬式」が一年で公開されていたなんて!



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