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最好映画。004 「恋しくて」1987年 再掲

ジョン・ヒューズの青春映画をリアルタイムで観ていた世代なんです(*゚∀゚*)「ブレックファストクラブ」「フェリスはある朝突然に」とか5本の映画が1986年から1988年に公開されました。アメリカの高校生ってこんなにきらびやかで自由なんだってことを体験できる貴重な時間だったんです。車に乗れる、桁の違う生活。ものすごい金持ちもいれば貧乏でバイトに明け暮れてるけど、金持ちをやっつける力を持っている子がいるとか、ジョン・ヒューズが監督した映画はオシャレでカッコ良い人物たちがいっぱい出てきてました。今となっては甘酸っぱくて恥ずかしいストーリーの嵐なんですが、ジョン・ヒューズが脚本だけを担当した2本がありましてハワード・ドゥイッチ監督「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」と「恋しくて」はちょっと雰囲気が変わっていて大好きでした。特に「恋しくて」は男の子っぽい風貌のメアリー・スチュワート・マスターソンがものすごく良かったんです。親友の男の子のために自分の感情を押し殺して、金持ち連中の憧れのアマンダ・ジョーンズをものにするための計画に協力するという健気なキャラクター。短髪のボーイッシュなキャラって意外といなくて、他の映画で出ていたわけでもなかったので印象的でした。地元の平塚のオデオン座で2回観て、藤沢の映画館にも追いかけて行って、最後鎌倉の名画座まで見て5回は観ました。そのくらい好きになった映画だったんです。CINEMOREの投稿でAmazonビデオにあることがさっきわかって早速観ました(⌒▽⌒)お話はものすごく幼いんですが、ともかくキャラクターが楽しい。憧れのアマンダ・ジョーンズ、リー・トンプソンはともかく可愛いし、メアリー・スチュワート・マスターソンはオープニングのドラム叩いているところでとどめ刺されました笑。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主演二人が出てる青春映画!(実際はエリック・ストルツは途中降板ですけど)みたいな感じで訳知り顔で観にいっていた高校生の頃に引き戻されてしまいました。サントラも買いましたし、アメリカ版のVHSも持ってました(≧∀≦)20年ぶりぐらいに観ましたけど、アラン・ルドルフの初期傑作「チューズ・ミー」の撮影監督ジャン・キーサーの撮影だったのをさっき知りました。今見ても音楽の趣味最高です。パラマウント映画のクレジットにかかる、propagandaのabuseに合わせたメアリー・スチュワート・マスターソンのドラムカットで全部思い出した青春映画でございました。覚えている人いっぱいいますよね?


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