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最好映画。 163 「マルコムX」 1993年。

スパイク・リー ジョイント。物語中盤、講演の外で起きた騒ぎを解決に乗り出すマルコム。50人の黒人たちが乱れず行進して、病院の前に陣取る。その圧倒的な姿。「ブラザージョンソンの安全を確認するまで、我々はここを一歩も動かない」デンゼル・ワシントンの寄せ付けない笑みと、テレンス・プランチャードの音楽が意思の強さをさらに盛り立てて、おおおおお!ってなる瞬間です。「ドゥ・ザ・ライト・シング」からの「マルコムX」は期待に違わぬ面白さ。来るべき結末に向けて、3時間半があっという間です。音楽のテレンス・ブランチャード、編集のバリー・アレクサンダー・ブラウン、そして何より、初期スパイク・リージョイントを支えた撮影のアーネスト・ディッカーソン!鉄板チーム絶好調です。悲劇のラストの後、マルコムXとキング牧師のドキュメンタリーが、ナレーションとともに流れます。当時は映画を締めるにはずいぶん政治的だな、と感じましたが、「ブラック・クランズマン」を観た後に見直すと、30年経って少しは変わったのか、考えさせられました。就職したての頃、映画館並びました。クライテリオンで出してくれないかな泣。


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