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最好映画。 041 「フレンチ・コネクション」 1971年。

「エクソシスト」「恐怖の報酬」のウィリアム・フリードキン監督、「ブリット」のフィリップ・ダントーニ製作!という名作100選本には大体書かれてるので観ました。でも、ぶっ飛ばされたのは、オーウェン・ロイズマンの撮影です。手持ちカメラのドキュメンタリー並みの荒っぽいカメラワーク。フェルナンド・レイが地下鉄で逃げるところ、どう観てもノーライトの上で増感しまくり。なのに、画としてカッコ良い。こういう魔法ってどうやって作り出すんでしょうか?「サブウェイ・パニック」「コンドル」の撮影もずば抜けてました。これをリアルタイムで観れた世代に嫉妬します。ブツが隠されているクルマをバラしてゆくシーンが大好き。封鎖した橋の上で地下鉄で逃げたフェルナンド・レイと同じ仕草で手を振るジーン・ハックマンは最強です。ロイ・シャイダーは「ジョーズ」よりもこちらが好きです。1971年のアカデミー賞作品賞ですからね!すごい時代です。アカデミー賞コーナーで確実に見つけられますが、 ウィリアム・フリードキンコーナーでも無い限り、刑事物の下段にある筈です。



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