最好映画。 117 「荒野の決闘」 1946年。
ジョン・フォード監督による西部劇の古典。やってきた駅馬車のそばで椅子でのんびり遊ぶワイアット・アープと、酔いどれシェイクスピア役者の出てこないセリフの続きを代弁するドク・ホリデイ。この２シーンでやられました。古い映画だしな〜と思って観てると止まらなくなります。古典だけあって保存も素晴らしく、本当に70年も前のものなのか不思議です。保存て大切だな・・色々とエピソード（現在残っているのはプロデューサーカットであるとか、何もないところに町のセットを建てたとか）に事欠かない映画ですが、のんびりした雰囲気のシーンが最高に良いです。ミサに向かうワイアット・アープとクレメンタインなんて、ただ歩いているだけなのにほっこりします。ジョン・フォードの西部劇だから決闘もありますし、勇壮なモニュメントバレーの景色もあります。不思議な映画です。古典のコーナーか、西部劇のコーナーにあると思いますが、パッケージ写真がアープだけなら最高なのになー。
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