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最好映画。211 「ビバリーヒルズ・コップ2」1987年。

トニー・スコット監督作品大好き!って叫んでもわかってもらえる時代が来た気がします(⌒▽⌒) 特に初期作品のファン。「トップガン」と「デイズ・オブ・サンダー」の間に挟まれた、え、これをなんでトニー・スコットが?という奇跡みたいな映画です。大好きだった「ビバリーヒルズ・コップ」の続編で、あれ以上どうやって笑わせてくれるんだろうとワクワクしながら劇場に行ったら、いきなり宝石強盗のド派手な犯罪シーン。ブリジット・ニールセンがキレキレの衣装で宝石店を後にした瞬間に、デトロイトで開かれるブラインド、アルマーニを装着するエディ・マーフィ。爆発する音楽!うわ何これかっこいい〜って冒頭で持って行かれてしまいました。正直、前作より笑いは滑りまくってるので、その期待を覆すかっこよさが補ってくれます。どアップと、スウィッシュ、カラーフィルターを半分だけかけて、オレンジ色の夕景にしてしまう、これがトニー・スコット節という映像を堪能できます。撮影はジェフリー・L・キムボール。「トップガン」「トゥルーロマンス」と陰影に富んだ映像は今見てもカッコ良いです。音楽はハロルド・フォルターメイヤー。あの「アクセルF」を発明した方です。これは外せないってところで流れてくるだけでワクワクします。「トップガン」のアンセムも彼なので、トニースコットの相性抜群です。編集はクリス・レベンゾン。トニー・スコットとは「トップガン」から「アンストッパブル」まで、キレの良さで続いた名コンビです。CM風だとか、スタイリッシュだとか、当時カッコつけすぎで、この映画好きだ〜っていうにはちょっと恥ずかしかったんですが「トップガン:マーヴェリック」のおかげで大好きって言っても良さそうになってきました(⌒▽⌒)「トップガン」と「ビバリーヒルズ・コップ2」と「デイズ・オブ・サンダー」、「ラスト・ボーイスカウト」「トゥルーロマンス」「クリムゾン・タイド」に「スパイゲーム」。メインストリームで派手さとかっこよさを続けていたなんて、本当にすごい監督でした。「ビバリーヒルズ・コップ2」は、後々にも珍しいコメディなので、軽く観れるのが良いです。結構色々なところで見れますが「ビバリーヒルズ・コップ」を観てから1週間後くらいに観るといい塩梅に面白いと思います。お時間あれば是非。


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