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最好映画。 186 「フロム・ダスク・ティル・ドーン」 1996年。

クエンティン・タランティーノ脚本、ロバート・ロドリゲス監督の摩訶不思議なギャング映画。悪逆非道の兄弟ギャングをジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノが演じています。二人がメキシコへ逃げる道中に巻き起こす拉致とメキシコへ逃げた後のカンティーナでの悪夢の夕べ。「パルプフィクション」1994年、「デスペラード」1995年、突然現れた二人の天才監督の共演作として、なぜこのネタ!?という、ギャングホラー。前半のイケイケな感じと、後半の化物退治があまりにも違っていて、呆気に取られちゃいますが、脚本がタランティーノだけに、セリフは痛快。どこ連れて行かれるのかなと思ったら、観ている人を置いていってしまうラスト。怪作・迷作の印象ですが、テレビシリーズも含めて2014年まで続きました。最近になってメイキング映画があることを発見。「フル・ティルト・ブギ」これがw 業界にいかに入り込んでここまで来たかという、新進監督二人のフォロワーばかりが集まってできていた、というスタッフの仕事紹介の映画。本当にみんな楽しそう。入り込み方はそれぞれに変わっていて、履歴書持ってスタジオ巡った助監督に、潜り込んだ衣装部屋で仕事を得たワードローブに、監督にいつもからかわれるのを楽しみにしているクラフトサービス笑。そうだよね、みんな映画作るの好きだよね、という好作でした。25年経ってみんな何してるのかな。両方見ると楽しいです。

フロム・ダスク・ティル・ドーン

フル・ティルト・ブギ



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