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太陽光パネル+蓄電池の費用対効果モニタリング#19

2022年10月9日に我が家に太陽光パネルと蓄電池が設置されました。
今後,買電の減少や売電によって設置費用をどのようなペースでペイしていくのかモニタリングする様子を公開していきたいと思います。


太陽光パネル+蓄電池のスペックと費用

設置した太陽光パネルと蓄電池のスペックは以下のとおりです。

  • 太陽電池モジュール(XLM120-380L×14):5.32kW

  • 蓄電池(JH-WBPDB650):6.5kWh

設置に要した費用は,工事費込みで2,26,000円でした。
南西面の屋根に設置され,周囲に太陽光を著しく遮りうる建物は存在していない立地です。

経済効果

設置したことによる経済効果は以下のように分類されます。

  • プラスの経済効果:抑買電(買電の減少),売電

  • マイナスの経済効果:初期設置費用保障外の修理費

推移のモニタリングは毎月の検針票が得られたタイミングで実施していこうと思います。

2024年3月時点の収支

2024年3月15日に2月15日~3月13日分の検針票が送られてきました。
使用期間のうち,抑買電できた金額は7,595円となりました。
一方,売電については3月6日に3,842円が振り込まれました。
2024年2月時点では-1,824,879円でしたので,2024年3月時点では
-1,813,442円(= 7,595 + 3,842 - 1,824,879)となります。

経済効果の推移

月ごとの抑買電と売電の経済効果は以下の通りです。今月分の売電は4,783円となる見込みです。振り込まれた時点で収支に反映させる予定です。

月ごとの抑買電と売電の経済効果

発電量の推移

月ごとの平均発電量については,3月はシミュレーション値を上回るパフォーマンスとなっています。(2024/3の値は16日までの暫定値です)。

月ごとの平均発電量

昨年以前の同時期との比較

昨年の同時期における経済効果と比較すると,4,202円少ない結果となっています。

同時期における経済効果の比較
同時期における発電量の比較

対象期間が1日少ないということもあるのですが,それを除いても発電量が少なかった影響が大きそうです(先月はシミュレーション値を下回る発電量でした)。
それ以外の要因としては,

  1. 燃料費調整単価が下がったことで抑買電の効果が下がった

  2. 昨年は天気に応じて蓄電池の充電モードを都度変更していたが,今年は「クリーンモード(夜間充電あり)」に固定している

ことが挙げられます。
翌日は晴れの場合は「クリーンモード(夜間充電なし)」,翌日が曇りや雨の場合は「クリーンモード(夜間充電あり)」にした方が経済効果は向上するのですが,いちいちスイッチするのが面倒なので,最近は「クリーンモード(夜間充電あり)」に固定している次第です。

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