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続けていく事

好きな映画

僕は北野武さんの「アキレスと亀」作品が好きだ。
売れない画家の話だ。
売れない画家の一生の話だ。
1つのことしか考えれない。
アートのことしか考えれない性分だ。
そんな性分の主人公が真知寿(マチス)。
マチスは一般的にみるとどんどん狂っていく。
老いぼれじいさんになっても画家をやめない。
そして、売れない。すべての社会の縮図がこのストーリーには詰まっている。

ゼノンのパラドックス

僕はなぜかこの作品を観たとき冒頭のアキレスと亀の説明で涙した。
12年前、リーマンショックの後、金型の職人をやめて、自分のこだわりがこの業界に意味がないことをしったときだ。

アキレスと亀という話に自分を投影していたのだ。

「そして、アキレスは亀に一生追いつかない」

今みると違う思いでみれるだろう。
ただなぜかあのときはあの冒頭の説明で泣けた。
なので僕にとって、この映画は忘れられない作品なのだ。

最後のシーンが印象深い。
マチスは包帯を全身ぐるぐる巻きに。
錆びたコカコーラの缶を路上でアート作品として高く売っている。
もちろん声かけなんてしない。
購入したいと声をかけてくる人が出てくる。

夫婦二人三脚で製作に没頭し、旦那を危うく殺しかけた奥さんだ。
その奥さんは製作のために旦那を殺しかけ「別れましょ」という。
その別れたはずの奥さんが笑顔でそこにいる。
彼女は彼に「帰ろ」と一言いう。
最後に、「アキレスは亀に追いついた」
という締めくくり。

数学は思想の弁護として使われていたこともある。
キンコン西野さんは報われない人生の報われない時間を時計で表現した。
知性も感覚・感情も実は行き着くところ、同じ事を言っているのかもしれない。

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1万円の花製作

1万円のフラワーサービスは無事にとどきました。
今回は指向をかえて、上から下に定点で花製作のライブ配信をしてみた。
めっちゃ好評だった。

これをアドバイスをしてくれた人に感謝しなきゃな。
ご注文ありがとうございました!

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今からはリアルが価値のある時代。 コロナがいったん終息した時には、あなたとリアルにあってお話したいです。