見出し画像

空想楽器-子どもアート工房 monologue42

みなさん、こんにちは。のりしろ太郎です。
昨日2024年6月15日(土)は、子どもアート工房にて「ワークショップ空想楽器」を行いました。子どもたちの創造力に随分と驚かされました。つくる楽しさ、音楽の楽しさをあらためて再確認した一日となりました。今日はワークショップのリポートをさせていただきます。

ワークショップ 空想楽器

〈 ワークショップ 空想楽器 〉
日 時:2024年6月15日(土)
    ① 午前の部 10:30〜12:00 ② 午後の部 13:30〜15:00
会 場:子どもアート工房(金沢市宮野町ホ79 旧宮野保育所)
対 象:未就学児(保護者同伴)
定 員:各回15組(申し込み先着順)
参加費:無料

子どもアート工房

会場となった子どもアート工房は、金沢市森本から程近い大自然に囲まれた地にあります。休所中の宮野保育所を活用し開設されました。金沢市が主催し、運営は認定NPO法人金沢アートグミが行っています。

ここは金沢市宮野町。金沢市森本から少し山に入った山間にあります。市街地から程近いながら、少し車を走らせるとご覧の通り。金沢市といえど大自然がいっぱい。
子どもアート工房は、休所中の宮野保育園の施設を利用しています。
保育園だったこともあり、遊具が残っています。山間の町は人口減少に伴い子どもたちも自分と減ってきています。
子どもアート工房のお隣にある金沢市立三谷小学校。現在の三谷小学校は、三谷、牧山、竹又、土子原の4校が統合し、1991年に創立された小学校です。2024年4月1日現在の生徒数は3年生1名、6年生3名、全校生徒は4名。年々生徒数が減少しています。
大自然囲まれた豊かな地をどうのように活用していくのかが課題ですね。

材料は、紙やシール、布、プラスチックなど様々

工房には、企業・団体から様々な材料が無償で提供されています。大きな紙やシール、カラフルな布、化粧品などの容器など、多種多様な材料が集まっています。

子どもアート工房に一室。ここには企業・団体から提供される様々な材料が集まっています。
こちらは化粧品のボトルです。まるで宝石のような素敵な小瓶を材料にして作品づくりができます。
ボトルのプッシュ部。化粧品で使われているので、高級感がありますね。
こちらはスポンジです。何の製品で使われた材料でしょうか。
発色の良い色鮮やかな紐。
ダンボール板や何かが巻かれていたリール、糸が巻かれていた芯、ここにはいろんな材料が集まっています。工作好きにとって宝の山です。一日いても飽きません。


ワークショップ空想楽器のはじまり

ワークショップは6月15日(土)一日限りの開催です。午前は10:30〜12:00、午後の部は13:30〜15:00の二回に分けて行います。主に未就学児を対象にしていますが、ご兄弟御姉妹でご一緒の場合は、小学生もご参加されます。親子とご兄弟ご一緒に楽器づくりに挑戦します。

トイピアノ、ギター、アンプ。世の中にはいろんな楽器があります。空想楽器では、どんな楽器が生まれるのでしょうか。

朝10時を過ぎると事前にお申し込みいただいた皆さんが、続々と集まってきました。会場の中央には、講師のりしろ太郎が制作した大きな空想楽器がド〜ン!と展示されています。訪れた皆さんは作品を見て、目を輝かせ、どんな作品をつくろうかなと話し合われていました。
10:30となり、ワークショップ開始です。講師による解説を終え、材料を集めた部屋へ移動。いろんな形、素材の材料を手にして、いざ制作開始。驚いたのは迷うことなく楽器を作り出しました。叩いて音を出したり、弾いて音を出したり、ふって音を出したり。素材によっても音も異なれば、動作によっても音が変わる。つくることも、そうですが、音って実に面白いですね。高い音、低い音、いろんな音の性質、音の原理を体で感じとります。
午後の回は、お昼を挟んだ13:30から開始。今日の金沢は気温30℃。夏のような暑さと皆さんのえねるぎーで、午後からも会場は熱気で包まれていました。

明るくて広々した会場。窓の外には遊具が見えます。保育所の名残です。
今日の金沢の気温は30℃。会場は皆さんの創造力で熱気に包まれています。
みんなアイデアがどんどん閃いています。
紙や木、ダンボール、ゴム。いろんな材料から発想。どんな楽器ができるかな。
どんな楽器ができるかな。楽しみです。
ラッパ、ギター、ドラムのような様々な要素を持った空想楽器。
お友達同士、自分の作ったご自慢の楽器を披露。つくる楽しみと音の面白さを発見!

作品紹介
皆さんがつくった空想楽器

それでは、みなさんがつくったアイデアあふれる空想楽器たちをご紹介させていただきますね。

大人には考えつかない、カラフルな空想楽器。
ストローを何本もつなげた空想楽器。本当に長いね。どんな音がするかな。
色合いも形も素敵な空想楽器。ハープのように弦がたくさん並んでいます。
未来を感じるキラキラした空想楽器の完成です。やったね。
水玉模様の素敵な空想楽器。叩いたり、スティックをふって音を出したり。かっこいいね。
お友達と一緒にジャムセッション。盛り上がってたね。
ギターやバンジョーのように弦を張った空想楽器。いろんな材料を上手に使えたね。
みんな自分だけの空想楽器ができて、満足そう。
親子でつくった空想楽器。工作や音楽の楽しさを親子で発見!
自慢の空想楽器を皆さんに披露。
振ったり、叩いたり、いろんな音が出て面白いね。
キラキラした未来のドラムのような空想楽器。気分はミュージシャン。
完成した空想楽器を演奏してもらいました。
かっこういい空想楽器ができたね。自慢の楽器で演奏してもらいました。
いろんな材料をどのように使うか、みんなの想像力が発揮。三本の弦が張られたかっこいい空想楽器。
ごさんかいただいたみんなの笑顔が輝いていました。


のりしろ太郎が制作した空想楽器

ワークショップの開催日前から講師のりしろ太郎がつくり出した空想楽器。子どもアート工房に集まる様々な材料からインスピレーションを得て、自然と手が動き出します。ワークショップでは、皆さんと一緒に講師も自分の作品を制作させていただきました。

のりしろ太郎作「大きな空想楽器」
子どもアート工房にある材料が、想像と創造力を刺激して、作品の形が生まれます。
ロボットのコクピットに入りこんだようにしようと考えました。
ビヨ〜ン、パチン、トントン、どんどん、ブーっ。いろんな音が出て実に楽しい。
見て、聴いて、演奏して、ワクワクドキドキする空想楽器をつくりたい。そんな思いで空想楽器を制作しました。
子どもたちは作品を元気いっぱい演奏していました。

ワークショップ空想楽器を終えて

午前、午後、二回に分けて行ったワークショップが終わりました。私が企画するワークショップでは「つくる」ことを重視したものが多いのですが、今回のワークショップでは、つくるだけではなく、音を出す楽しさ、面白さも重要視しています。ワークショップ最後には、みんながつくった作品でいっせいに演奏してもらい、音を出してもらいました。会場にはいろんな音が響いて面白かったです。
今日はワークショップを終えた翌日の6月16日(日)。まだワークショップ熱が覚め図にいます。それにしても楽しかったなぁ。
金沢市幼児教育センターの皆さま、ワークショップ空想楽器にご参加いただいた皆さま、楽しい一日をご一緒できてうれしかったです。また空想楽器をはじめ、想像力と創造力を刺激するワークショップを行っていきます。また皆さんとお会いできる日を楽しみにしてます。

ストローとコップ、ダンボールなどでつくった楽器。演奏は製作者のAOくん。
いやぁ面白いですね。写真ですけど音が聴こえてきます。(幻聴!?決して私が疲れているわけじゃありませんよ)。AOくんの弾き方が様になっていて、実際の音も聴いてみたいものです。
〈作者:AOくん〉

上の写真の作品は、ワークショップご参加いただいた方ではありませんが、ワークショップ翌日にいつもお世話になっている知人の方(アーティストであり、ディレクターでもある方です)が送ってくれた写真です。その知人の息子さんAOくんがつくった作品です。
「偶然目の前にストローとコップがあり、ギコギコしていたら音がして、面白いと思いつくってみた」そうです。知人の方も相当なアーティストなのですが、息子さんも全く負けていない。才能の塊!?
素晴らしい作品でお世辞抜きに驚いてしまいました。これからの時代を担うアーティストですね。また材料を目にして、思わずつくりたくなったその創造力にも脱帽してます。根っからのクリエイター気質。パパママ(ご両親ともにアーティストであり、ディレクターという)の血を引いているサラブレッド(山崎パンのロイヤルブレッドではありません)。将来が楽しみで仕方ありません!
今回ご参加いただけなかった皆さんもAOくんのように空想楽器を作ってみてくださいね。やはり芸術って面白いね。

おわりに

皆さん、いかがだったでしょうか?ワークショップ空想楽器について、たっぷりとご報告させていただきました。子どもたちに教えるどころか、刺激をたっぷりいただいて教えられた気がします。今ほど登場した知人の方たちとご一緒にとある企画を7月に行います。今回のワークショップで次につながるたくさんのアイデアとヒントを得ました。今から「とある企画」に活かしていこうと楽しみで仕方がありません。詳細が決まりましたら、私のWebsiteやこのnoteでご報告させていただきますので、楽しみにお待ちくださいね。

m ( * c * ) m

ただいまnote毎日投稿42日目。まずは目標100日投稿を目指して励んでいます。継続は力なり!。また私のnoteに足をお運びいただけたら幸いです。皆さんのフォロー、すき、コメントが執筆の励みになります。
のりしろ太郎の活動や取り組みの詳細、最新情報は、十月のオクトパス websiteをご覧くださいね。それでは皆さん、また明日お会いしましょう。さようなら、のりしろ太郎でした。

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!