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真実は人を不安にもしないし傷つけもしない

「薬を使わない医師」の講座を聞いた。
先生は「食べるものが体をつくる」という考え方をされており「薬」「添加物」最近話題の「ワクチン」も効果はなく、毒になると考えられており、無論、賛成はされていなかった。

しかし「ワクチン接種」や「薬」を選択する権利も他方、決して否定はされていなかった。危険を煽って先生のロジックに引き込もうとするような姿勢を微塵も感じなかったのだ。
ただし、先生に入るオンラインからの一般の方の質問を見ていると、正直「薬」や「ワクチン」そして「ウィルス」の恐怖を煽られて、不安を解消したくて質問をされてきた方が多いように見てとれた。どうして恐怖を溜めてきてしまったのか。
先生は淡々と事実から回答し「こうしろ」「ああしろ」は全くなかった。先生の決して感情や主観に転ばない、お医者さんらしい発言にホットした。

昨今私が感じるのは、「本物が発する情報は決して人の恐怖を闇雲に煽らない」ということ。「強制」も「誘導」もない。個人の選択の自由が当たり前に存在する。むしろ、本物の発する情報を引用する側が「恐怖心」につなげる誘導をしているのではと思うのだ。
その道の大御所の「引用」を基本にし、不安を煽り、自身のサイトの視聴数やワークショップの誘導につなげようとする。「地の時代」のよくないスタイルのビジネスも多数存在する。

例えば占い師やカウンセラーのように心を扱う仕事。心を扱いながら「恐怖から解放」より「恐怖で束縛」というとスタイル。もしそんな手段なら信じるに値しないと。まるで商業的に、スポンサーのために話をいかようにも仕上げる、ワイドショーと同じスタンスになってしまう。

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