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行かなかったのにスタプラフェスの感想を

見ていない人間が感想を上げてみるのも勝手というか、失礼というか、天に唾する(これは違うか?)というかですが、おうちで留守番しつつtwitterのTLや検索結果で状況を眺めていた感想をちょこっとだけ記してみたいなとキーボードをカチカチと叩いています。

イベントの核をなすシンデレラグループにはいぎなり東北産が輝いたそうで、ほんとにここ一番で「らしさ」を発揮できるたくましいチームですよね。たくましさと言っても、それこそかれんくんがシンデレラに輝く前、あるいは武道館という目標を掲げ(させられ)る前は、まだどこか自信がなさげで、ファンはみんなポテンシャルを信じているのに当の本人たちが怯えているというか謙虚なところもあって、そんな中で虚勢を装っている感じもありましたが、今はどこに出てもすっかり堂々と振る舞えるようになって。

それは単に度胸がついたということだけではなく、歌にトークに、ダンスに、コミュニケーションに。レッスン、ライブ、動画配信、SNS、広告出演、番組出演、あらゆるところで努力を重ね、経験を積み、手にしてきた結果の度胸であり自信なんだろうと思います。

転勤族の家で育ちつつ、人生で一番大切な時期を過ごし世界で一番好きな街が仙台ということもあり、コロナ前には東北産のライブにちょこちょこ行っていましたし、早く世界がこの実力と魅力に気づくといいなと思ってましたが、目標までもうあと一歩のところまで来てるかもですね。
“やってやっぺし”
という気持ちとともに、仙台産(仮)として応援してます。

しかしスタプラフェスにはできれば行きたいなと思いつつ、結果行くことがかなわかったわけですが、今回のイベントが10種類のゲーム中心になると聞いて「大丈夫なのかなあ」とは思ってたんですよね。進行が間延びしそうだし、ゲームそのものも目新しい感じのものでもないし。
「夏S」のガイドブックのアンケートを見ると「これからやってみたいこと」に対して、スタプラメンバーの多くが「運動会」と答えていたので、まあそれに近いものになるんだろうな、見れば絶対に楽しいは楽しいだろうけど……と思っていましたが、やはりコンテンツ作成のプロの方々がしっかり作り込めば、すごく楽しいし盛り上がるものになるんですね。行けないことが残念で仕方ないほどに盛り上がったようで、素直に悔しいです(笑)。

むしろゲームの合間に巧みに各グループのライブを入れ込んだり、しっかりスタプラメドレーを行ったり、ファンから見えないバックヤードでは感染症対策なども相当気を使われたことでしょうし、こういう大規模イベントではいつものことですがプロの仕事はすごいなと感心しきりです。
もちろん「夏S」のような長尺メドレーをたくさん聞きたかったというのもあろうかと思いますが、あれはあれで曲づくりやリハーサルが相当大変だったみたいな話も聞きますし、とき宣ちゃんに象徴されるように各グループのスケジュールも忙しくなってきている中、作り上げていくのは相当な苦労があるんでしょうね。

年下組が活躍したエビ中さんやわずか3曲でもしっかり観客を魅了したばっしょーさん。ロックな楽曲を印象づけたB.O.L.Tの4人だったり、強々な曲をそろえた東北産。バッチバチにかっこいい路線を見せつけたAMEFURASSHIに、にょっき〜夏キラ〜僕らの証と「楽しい・弾ける・エモい」楽曲の幅広さを示したCROWN POP。キャリアが導く貫禄とパフォーマンス力で観客を奮い立たせたTEAM SHACHIのお姉さんたち、急遽4人体制という思わぬ事態にもしっかり高い水準を維持し、軽やかでポップなさわやか路線で心を奪ったukkaさん。こちらも不慮のアクシデントで3人体制となりつつ貫禄というのもおこがましいほどさすがのももクロ姉さん、多忙な中で静岡から駆けつけた途端かわいらしさで横アリを染めるとき宣ちゃん。そして実質3代目シンデレラの播磨かなさんに、あーりんが大切にしてきた想いが花を咲かせてきた浪江女子発組合(という様子をtwitterから以下略)。

留守番者として特にこれは見たかったなあと感じたのは、アメフラとukkaかな。
AMEFURASSHIは以前に一度、一見さん歓迎の無料イベントに参加させていただいたことがあるのですが、そのときの印象もまあかっこよかった(ため息)。
現代は多様性が社会に受け入れられた時代で、人々の好みもさまざまな方向に広がっていますが、その一方でかっこよさやかわいらしさなどの好みが属性の垣根を越えやすくなった時代でもあると思っています。人々の感性が多様であることが認められたおかげで、おじさんがおじさんらしさに捕らわれなくてすむ、女の子が女の子らしさに縛られなくてすむ、男らしいかっこよさとか女らしい美しさとか、そういう括りから私たちの嗜好が解放される時代になったと感じています。
だから広がっていく人々の好みの傍らで、属性を越えて好きなものが一箇所に集約していくこともある。アメフラのかっこよさってそういうところにあると思うんです。ティーンの女の子が見ても、20代の男性が見ても、もっともっと上の50代以上の女性・男性が見ても、全員一致でかっこいい4人ですよね。横アリのステージで1万人(?わからんけど)の観客を相手にかっこよく決めてみせた様子は、さぞかっこよかったでしょうねー。

あと見たかったなと感じたのはukka。前述したように急遽4人のステージになって、るりちゃんは前回のスタプラフェスにはデビューが間に合わず、アイドル好きなご本人としてもきっと今回のステージを楽しみにしていただしょうに残念でしたが、その分(ということでもないと思いますが)りなちゃんが大活躍されたそうで。
お正月のNPPで少しだけukkaのステージを見ることができたのですが、メジャーレーベルに活躍の場を移して、まさにこれから羽ばたいていかんとする6人の貫禄たるや相当なものがあって。誇張抜きでukkaがステージに出てきた瞬間、Zepp(が会場でした)の空気が変わったのを感じたぐらい。今回のスタプラフェスでもukkaにしか描き出せない素敵な世界を見せてくれたのではないかと思います。個人的にはこれからどんどんファンタジックな世界観を広げていってくれるのかなという感じも受けていて、ほんと活躍が楽しみです!

で、CROWN POPです。我らがクラポ。

@crown_pop

#たけのこにょっき 横浜アリーナで踊ってみた💃💃💃💃💃 #スタプラフェス で一緒に、にょきにょきしてくださった皆様ありがとうございました!まだにょきにょきした事の無いあなた!これからクラポとにょきにょきするにょ🙏 #クラポかわいい #簡単ダンス #たけのこダンス #にょきにょきダンス #LIVE #fyp #fypシ

♬ たけのこにょっき - CROWN POP

前日の決意表明動画で「たけのこにょっき」をセトリに入れることは明らかにされていました。エビ中さんが3曲だったというツイートを見て、これはクラポも3曲かと。であれば、頭には予告済の「たけのこにょっき」を持ってきて、おそらく最後は「僕らの証」で締めるだろう。とすると、中は何でつなぐ??? なんてことを、仕事しながら夢想していたわけですが、正解は「夏キラリ☆」だったようですね。
「夏S」で一気に弾けて、スタダDDにはすごく認知度の高い楽曲で、なおかつ皆で楽しく弾けられる最高の一曲。予想の中ではかっこいい系の曲を入れてくるかな、「たけのこにょっき」からの「To Do」ですごい落差をつけてくるかななんてことも考えていたのですが、なるほど納得の「夏キラリ☆」です。

当日はもうバカみたいに「#スタプラフェス」「クラポ」「CROWN POP」を検索しまくっていたわけですが、事前予告もあったおかげか「にょっき」は皆さん踊ってくれたようでめちゃくちゃ評判高いし、「夏キラ」は「これ知ってる!」と盛り上がってくれた方も多いようですし、「僕らの証」は初めて聞いた方でもエモーショナルさに感激してくれていたみたいで、「今回のフェスで一番印象に残ったのはクラポ」というツイートも誇張抜きにたくさん見かけて、本当にうれしい限りです。

クラポはいずれこの巨大な会場を単独で埋めることを目指していて、まだまだまだまだ努力を積み重ねて、我々ファンも懸命にサポートを続けていかないといけないわけですが、今回予行演習とばかりにそのステージでパフォーマンスし、多くのスタプラファンの方の心に想いを届けられたのは最高にうれしい一日だったのではないかと思ったりもします(し、その当事者になれなかったのは……)。

実際、昨日(2023/1/15)行われた豊洲でのリリイベには「初めてクラポに来た」という方も大勢いらっしゃったようで、我々も初めて見るような待機列の長さに驚いたり、びっくりしたり、はしゃいだり(?)。スタプラフェス翌日のボーナス的な側面もあろうかと思いますが、「たけのこにょっき」のMVダンスプラクティス動画、さらに決意表明動画も多くの方に見られているようですし、この勢いがこのまま続き、さらに加速していくように願うばかりです。

あと、スタプラフェスではメドレーでももクロ☓クラポの「白い風」があったようで、中でも三田さんが夏菜子ちゃんの落ちサビをソロで歌い上げたとか。もう、そんなの、それだけで1万円の価値あるじゃんね。ずるいじゃん(ずるくない)。
数量限定とはいえ円盤が出るやに聞いていますので、いずれ見る機会があるといいなあ。楽しみだなー。

スタプラフェスで多くの方のもとに魂を届けられたであろうCROWN POPは今週末から「最初で最初の東名阪ツアー」をスタートさせます。

1月21日(土)名古屋@ReNY Limited
1月22日(日)大阪@梅田CLUB QUATTRO
はまだ(1/16(月)夕刻現在)女性限定指定席のチケットもわずかに残っているようですし

2月5日(日)東京@恵比寿LIQUIDROOM(2部制)
はスタンディングエリアのチケットのみ残っているようです。

ぜひぜひフェスで濃縮されたクラポだけではなく、単独ライブでののびのびとして、情緒豊かで、楽しく、そしてじんわりと心に響く、そんなCROWN POPのパフォーマンスを見ていただければと思います。

そして自分はそんなクラポのチケットを片手に、アメフラさんとかukkaさんのライブ日程を調べようかなと思ったりもしています。

いろいろな人の「好き」が垣根を越えて重なり合っていくのはすごく素敵なことですし、それがスタプラという共通した感情を共有しやすいフィールドで展開していくのは、なんというか喜びに満ちている感じがしますね。
開催に尽力された関係者の皆さん、参加されたスタプラのアイドルさんたち、そして横アリを埋めた皆さん、おつかれさまでした。

次の機会にはぜひ同じ会場で空気を共有できればと思います!

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