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CROWN POP THANK YOU LIVE vol.3 @新宿BLAZE 1部


この世の中、どんなに尊いものだってマンネリ感をすっかり排除するのは難しいものです。同じコンセプトを繰り返しているうちに初期の熱情は落ち着きを見せ、そのクオリティとは別の問題で、感情に訴えかけてくる何かが薄れていきがちなのが世の常というものです

本日2024年5月11日(土)はCROWN POP THANK YOU LIVE vol.3の開催

これまでの歩みに対してクラポからファンへありがとうを贈るライブ。各volが2部構成なので、今日の1部公演は通算5本目の「ありがとう」となります

会場となった新宿BLAZE前の青空

ファンの心に宿るものを何より大切にしてきた5人のライブだけに心配はありませんでしたが、それでも同じコンセプトのライブが繰り返されてきただけに、どんな雰囲気になるのだろうか。ライブに対する期待感、わくわくの先に、そんな想いも少し抱えながら会場へ開演を待ちます

セットリスト
0.opening SE
1.手のひらに青空
2.キミリプホリック(love.ver)
3.光るラムネ
4.一途回路
MC
5.初めての終わり
(衣装マイナーチェンジ)
6.踊れ!
7.Cheerful Butterfly
MC
8.君にThank you!!

さほるんがMCで

夏の方が(夏っぽい曲を揃えた)私たちに合わせてきたんじゃない

と話したように、5月半ばながら真夏日に迫るような暑熱と青い空の下、ライブは青空が誰よりもよく似合うCROWN POPを象徴するかのように『手のひらに青空』からスタート。さらに、こちらも「空曲」の『キミリプホリック(love ver.)』と続き、夏の切なさを現す『光るラムネ』、そして愛しい想いが駆け巡る『一途回路』へ

一途回路からは公式さんの生配信が残されていますね

冒頭からこちらのいらぬ疑念をあざ笑うように、CROWN POPはこれ以上ないぐらいにファンへ親愛の情を振り届けます。こちらの心がすぐに溢れるほどの愛情、そして「ありがとう」

そして圧巻だったのは次のブロック、『初めての終わり』から『踊れ』へとブリッジする流れ

初めての終わりの落ちサビ、心の底にまで沁み込んだ切なさを振り絞るかのように歌声を紡ぐいぶいぶ。どこまでも美しいボーカルと表情が、刹那、新宿BLAZEのホールを支配します
そしてそれを受け継ぐように、<エモ歌の女王>あいたんのソロ。一つひとつのライブ、一曲ずつの楽曲、いや一小節ずつでさえ蔑ろにせず、すべての瞬間を決して予定調和では終わらせないCROWN POPがステージを支配します

『初めての終わり』が終わり、スカイブルーが鮮やかな衣装のチュールを外し、肩にかつぐ5人。胸を刺すような切なさの美から一転、ー凛とした美しさをまとった彼女たちを包むのは『踊れ!』のイントロ

かっこいい………

切なさも凛々しさも美しさもかっこよさもすべてを内包する#クラポかわいい の真骨頂、ですよね
凡庸な1ファンが心配するマンネリのリスクどころの話じゃない。まだまだCROWN POPは成長を重ねているし、どこまでだって魅力を高めていける。そんなグループであることがまたここで示されたのです

その証のように、400名を超えているであろうオーディエンスの熱情が一斉に弾け飛ぶかのような『Cheerful Butterfly』
そして5人からの、ほんのひと雫だって溢すことのない、心からの「ありがとう」が込められた『君にThank you!!』

THANK YOU LIVEのたびに感じさせられるし、今回もずっと胸を占めるのは、なぜこんなにも美しいグループが活動に終止符を打たねばならぬのか……の想い
今回のライブは会場の大きさ、アクセスの良さ、土曜日という日程、手頃な料金と条件が重なったことから、日頃は別のグループを応援していたり、ちょっとクラポが気になってたよという初参加の方も大勢いたように思われますが、どの人もCROWN POPの魅力やクラポかわいい凄みを全身に浴びたのではないでしょうか

ここで普段はしないお願いを一つしたいのですが……

こんな駄文を書き散らかしておいて言うことじゃないのだけど、普段、CROWN POPの話題を口にしないけれど、このライブに参加して、そしてこの感想に共感してくださる方がいたら、どうかこの記事をシェアしていただけないでしょうか
CROWN POPがこれほどに美しくカッコよくてかわいいグループであることを一人でも多くの方と共有してもらえないでしょうか

このあとは2部(1部と2部の合間にこの感想を書いています)
どんな構成でどんなパフォーマンスが待っているのか。彼女たちに負けず、こちらからも溢れるほどのありがとうを伝えていければいいですね

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