見出し画像

6号機のATARTがクソすぎる問題…6.5号での規制緩和…スマスロ導入というオチは草…

6号機のATARTは何故ここまで不評なのか?その最も大きな理由と言えば、やはり2400枚という出玉上限でしょう。どれだけ上乗せしようが、一撃では万枚どころか5千枚すら出ることはないという失望感…これが恐ろしいほどに打つ気を萎えさせてくれます。3万円も入れようものなら負け確のような感覚に陥る始末です。

6号機の設定6の出玉率(機械割)は5号機の設定6と比較して遜色ありません。そして、6号機の設定6は出玉率を忠実に再する傾向にあります。設定6を使ってしまえば、殆どのケースで期待値通りに出てしまうということです。5号機時代に耳にした「設定6でも負けることはある!」が通用しないわけです。このように安定して必要以上のメダルを客に還元してしまう設定6なので、ホールが設定6を使いたがらないのが理解できます。しかし、設定6を使わなければ、それが客にバレバレとなってしまうわけで、ホール側も頭を悩ませているようです。ホールとしては設定6を使わない代わりに中間設定を少し多めに使い、見栄えが良いシマにしたいわけですが、客は設定6をブン回したいわけで、そこには大きな乖離が生じてしまいます。
低設定でも同じことが言えます。低い出玉率を忠実に再現してしまう傾向にある6号機ですので、低設定で勝てるケースは殆どありません。5号機時代のような「低設定の一撃誤爆」はないということです。これが現在のATARTの現状です。

出玉上限の次に問題なのが、出玉率の上限と下限の規制です。上限の115%がそもそも悪ですが、下限の規則が細分化されたことも極悪なのです。これによって「当たりが軽くて出玉性能がクソのダレる仕様」「当たりがクソ重いけど高純増でラッシュ突入後に即終了する無理ゲー仕様」の両極になってしまっているです。もしも、規制緩和により上限の115%が撤廃されたとしても、2400枚上限ルールがある以上、それには何の意味もありません。6.5号機では2400枚ルールが出玉上限から差玉上限に変更となるようですが、それでも結局は出玉上限があるわけで、6号機ATART機にはオワコン感しか感じられません。
更に、スマートパチスロの登場により、コンプリート機能(1万9千枚打ち止め?)なるクソのような機能が搭載されるとか、前途多難としか言いようがありません。もしも、2400枚ルールが撤廃されたとしても、数日間据え置かれた高設定台には注意しなければなりません。

一方、パチンコはと言えば、新しいP機の規則下でも射幸性は維持されている状況にあります。時速7万発超という恐ろしいスペックまで登場してきています。釘ガチガチ&玉持最悪&出玉減少という問題点もありますが、客の期待感はパチスロよりもパチンコにあることは間違いない状況です。ただ、パチンコにもコンプリート機能(9万5千玉打ち止め?)搭載のスマートパチンコの登場が現実味を帯びてきており、どこへ向かおうとしているのか?方向性が全く見えない状況になっています。前々日2万玉出ていて、前日7万玉出た台が据え置かれていたら…と考えるとパチンコのコンプリート機能は相当厄介に感じます。

現段階でのスマート機に関しては、打ち手への出玉告知が義務付けられるなど、色々と情報が錯綜しておりますが、打ち手からしたら打ち止め機能が付くこと自体が意味不明なことです。いずれ打ち止め機能の規則が緩められ、結局はパチスロ5千枚打ち止め、パチンコ2.5万玉打ち止めなど、打ち止め機能に慣らされいき、いつの間にか打ち止めの値が下げられていく可能性が否めません。あくまでも想像の域を出ませんが…

現状のホールの稼働の主役は間違いなくジャグラーシリーズです。一部の人気機種を除き、殆どのATARTは機械代を回収する前に客に飽きられてしまっています。集客できるジャグラーには高設定を使えますが、ATART機には使えません。特定日ですら殆どのATART機の設定1〜3以内に収まります。高設定が使われるとすれば、新台入替からの数日くらいなものです。

高設定が使われない6号機ATART機で勝つためには、もうハイエナしかありません。こう考える人も多くおり、ハイエナ人口も増えています。それも美味しいのは新台入替から数週間が限度、ハイエナの詳細はすぐに世に広まれり、一気にライバルが増えて、美味しい時期は終わります。
また、一般の打ち手もハイエナされることを恐れ、ラッシュ後の0ヤメが大量放置されています。更に、ハイエナ防止のペナヤメも増えてきています。これでは誰もATART機に寄りつかなくなってしまいます。
ホールもこれには頭を悩ませています。ラッシュ終了画面が閉店まで動かないという最悪状況も少なくありません。これをヤメさせようと、動画などで打ち手に訴えかけている演者もいますが、薄い期待値で稼働するリアルな打ち手に演者の建前発言は届くはずもありません。

結局、この状況を打開するには2400枚ルールの撤廃しかありません。射幸性を高め、離れてしまった客を呼び戻し、稼働率を上げて、高設定を使うしかないのです。高設定狙いでもハイエナでも、ノーマル機もATART機も、老若男女も、プロもアマも、期待感を持ってホールに通える状況の復活を心から願っています。

2022年4月12日追記:確実な情報ではありませんが、スマートパチスロに限り2400枚ルールが撤廃される方向で動いているとか…もう何がどうなっていくのやら見当がつきません。ただ、スマートパチスロやスマートパチンコの導入には大きな力が働いていることは間違いなさそうですね。
この他にも客がゾッとするような機能が搭載されているとか…ゴト対策が名目のようですが。
また、スマスロとスマパチの導入には、台の購入だけでなく、システムの導入も必要となり、莫大な費用を要しそうです。6号機とP機の導入に資金を使い果たしてしまったホールは、生き残るために毎日を回収日とせざるを得ませんね。

客の方を見ずに自分達の利益ばかりを追求する業界に未来はあるのか、私達はしっかりと見極めていかなければなりません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?