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保育士試験 造形のこぼれ話

こんにちは。
norionigirinekoです。
R5年前期で実技試験で造形を選択、合格しました。
今回のお話は前回のnoteで少しふれた内容、

初期は色が弱い&小さめだったのですがあることがきっかけでガラッと変わりました。

https://note.com/norionigirineko/n/n053440a6a3a3

こちらのお話の追記です。
試験に役に立つかは微妙かもしれないので練習の休憩時間など空いた時間にご覧いただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。




描き初めの絵

まだ実技試験の練習もあまり経験のない頃、R4年後期ぐらいの絵は筆圧も弱くそれぞれの人物も小さめで全体的に寂しい感じでした。
悪くはないのかもしれないのですが保育士さんのイメージとしては少し元気のない印象です。

右下のアキが気になる…


練習して45分で描けるようにはなり、通信の実技模試に申し込みました。
模試といってもテーマは自分で決めて提出するので、画面の構図や色使いなどを見ていただくような感じでした。
結果はあまり良いものではありませんでした。

テーマは絵本の読み聞かせ(2歳)

評価の詳細は少しぼかしてお伝えしますが総合評価は5段階で言うところの3でした。
絵は描ける方だと思っていたのに…普通ってことかい、と愕然としました。
この絵のお直しポイントは、

・人物がやや小さい(全体がスカスカして見える)
・小物が不足している(窓とか)
・色が少し弱い(元気がない印象)

といったところでした。人物自体(大きさ以外)は良かったみたいです。
確かに画面に対して人物が小さく、保育室にしては殺風景ですね。
この頃は背景もまだ固定化し切れていなかったので、後ろのカラーボックスを描いたら窓を描く時間もなくなってしまい、結果的に物の少ない簡素な部屋になりました。

ちなみに音楽も提出していましたが、結果は5でした。



焦り、悩む日々…

音楽の方が圧倒的に練習量が少なかったので、そちらにも力を入れて練習したいと思っていたのに、造形がこの評価だったので内心とても焦りました。
bouquetの評価もこの後受けて、少し気をつけながら描いたのが良かったのか、思ったより良い評価で少し持ち直しました。
とはいえ不安定と言えばそうなので、本番で焦らないためにとにかく練習、練習。
構図を考えることを省略するために背景は固定化、人物は大きめに。筆圧は気を抜かずに力を入れて濃いめに。
色味は黄色系を多めに使うことで、全体が明るく温かな印象になることがわかりメインで使うことにしました。
下書きにも使えるし塗り間違えてもあまり影響のない色で使いやすいです。
余談ですが美大受験の着彩の時もそういえば黄色から塗っていたな、などど思い出しました。

ひたすら練習!評価3を挽回すべく何枚も描きました。

トマトの収穫(過去問より)



いよいよ実技試験の日

実技試験は7月頃受けたので、とても暑かったです。
しかし会場内はクーラーがガンガンに効いており、造形の室内もクーラの風が直撃するので弱めて欲しいとお願いしている受験者も。
私も直撃組だったのですが、緊張して暑いのか寒いのか鈍りすぎてよくわからなかったです。
(しかし帰りがけには声がガラガラでした。)

試験開始前に机の上に道具の準備。
受験番号のシールを忘れずに貼り、合図とともにスタート。

問題用紙を見ると、
・雨降りの園庭で
・長靴やレインウェアを着て
・傘をさしたり
・雨音を聞いたり
・水たまりで遊んだり
・容器に雨水を溜めたり
・保育士は遊びに加わりながら見守る

…条件多ない??
緊張している上に軽くパニックに。
気を取り直して自分を鼓舞して、「よっしゃ、とにかく条件全部描けばいいんやな?!」と言う気持ちで描き始めました。
(保育所指針の意識、どこいった…)
描いたことないの条件が多くて園庭は雨だし黄色も使いづらいテーマ。
でも迷っている時間はなく、今までの知識を総動員して描き上げました。

R5前期の造形(帰ってすぐ描いた再現絵)
いつもの服装も髪型も使えなかった…

結果は47点。
挽回できたかな?!
ちなみに音楽は33点でした。
こちらは力発揮できず、ガチガチに緊張してミスしまくり…
笑顔になる余裕もなく…
(でも途中で止まったり弾き直しはしませんでした。)

本番どうなるかなんて、わからないものですね…。

自分としてはあの評価から持ち直したので頑張って良かったと思っています。
やっぱり練習って大事ですね。



おまけ

R5後期の問題も描いてみました。

・保育室内で
・2歳の子供(3名以上)が
・模造紙にクレヨンで絵を描いている
・見守る保育士(1名)

2歳もなかなか難しい…


久々の過去問絵、思ったより手こずらなくて良かった。

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