見出し画像

固定宮5度の破壊と防衛

最近某通訳さんのニュースが話題になっている。
ちょっとその方のチャートを出してみると、ネイタルの冥王星はさそり座の5度(数え度数)だった。

さそり座は固定サイン。他にもおうし座、獅子座、みずがめ座と5度のサビアンシンボルをみると同じような象徴性が感じられる。

5度は五角形でもあって五芒星のように障害も跳ね除けるようなイメージがあるけれど、これは最初から備わっているものか?

カニ座5度のサビアンにもあるように一旦破壊を伴っているようにおもわれる。当たって砕けた中から出てくるものみたいなもの、炙り出し。

・攻撃は最大の防御という言葉があるがこれは孫氏の兵法かららしい。
ここでその意味を紐解く気はないので、意味が変わるだろうけど勝手に引用させてもらう。

この攻撃は外に向いているのか?というと、どうも内に向けられているのではないか。言い方は不適切かも知れないがある意味自傷行為とでもいったらいいか。
おうし座の5度のサビアンは「開いた墓の前にいる未亡人」
これもおうし座の自傷行為によって中身が暴かれていく。

・さそり座はその都度自分の器を壊して成長していく。
某通訳はこれがネイタル5度の冥王星とトランシットの冥王星とのスクエアで起こっているので自傷行為といっても個体が持ち堪えるのは相当に大変。
さそり座5度のサビアンは「大きな岩場の海岸」
ドジャースタジアムは西海岸にあって、これが大きな岩場の海岸だとしてみよう。これは相当な衝撃かも知れない。
占星術用語には中年の危機というトランスサタニアンのアスペクトがあるがあまりそのカテゴリーには入れたくはない。
それだとなんだか理解の範囲が狭まってしまう。
実際この冥王星のネイタルとトランシットのスクエアはヘリオセントリックでも起こっているのだから。

12サインそれぞれの5度の通過儀礼を超える度、個体は一度壊れる、傷つくかもしれないが、そこから湧き出したものを味わうには腹を括って進まないといけないかな。でもやりすぎると身がもたない。

・因みにここまで書いた後に知ったのは、このさそり座5度には大谷翔平さんのジオセントリック木星も重なっていた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?