シュタイナーから学ぶ

感覚、感情、思考を分ける練習

【感覚】
五感を意識する
みる、きく、かぐ、あじわう、ふれる
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚

この地上に降りてきて与えられた身体、そこに見事に備えられた5つの感覚
この地上で、この身体を使って受け取る情報
それを感知する能力=五感

私のこの感覚が今やばい
存在意義を失いつつある

兎にも角にも先ずは、この五感をとり戻り、研ぎ澄ませるためる修行。

朝食を五感を意識しながら頂く。
1.視覚:美しい春色の淡いグリーンのコールスロー、外側は大地の色、内側は少し紫がかったグレーのパン、鮮やかな黄色に黒味がかったパンプキンスープ 朝から目が覚めるような鮮やかな且つ優しい自然の色たち

2.聴覚:噛みしめるたびに、ザクザクキュッキュッと鮮明な音が耳の内側に広がる

3.嗅覚:パンのなんとも言えない薄っすらとした小麦と酵母の香り

4.味覚:一つ一つの素材を味わう。なぜキャベツはキャベツの味、かぼちゃはかぼちゃの味、卵は卵の味がするのだろう。他の言葉にどう置き換えて説明できるのだろうか。他の事は考えず、味わうことに集中すると、気のせいか、パンを食べていると麦畑が、卵を食べていると放牧されたニワトリたちが目に浮かぶ。それぞれが特定のキャラを自分らしく主張している。

5.触覚:パンの外側の硬い部分は歯応えがあり、中の柔らかい部分はしっとり湿っぽく優しいした触り。パンプキンスープはこってりどっしり液体なのに重さがあり、滑らかながらもいくばくかざらっとした感触でもある。

【感情】この感覚を通し私が受け取る喜怒哀楽
⇒五感を意識した食事で受けた感情を意識する。)
◎なんとも贅沢な時間を感じる幸せ。恵みに感謝する気持ち。食材それぞれのユニークな素晴らしさを体験する喜びと驚き。また普段から機会損失をしている自分に対する情け無さ

【思考】=真理 万人に共通する事柄、天界から流れ込む。
◎地上に存在するものは全てに意義がある。
◎感覚を駆使することで、この世界への感謝と畏敬の念が生まれる。
◎感覚を常に研ぎ澄ますことは、今を生きること。

【感想】
私は常に他の事、次にやる事を考え、上の空で生きていろのだろう。無夢病にかかって生きていること同じだ。もっと常に感覚を大切にして、そこから湧き上がる感情を受け入れ、もっともっと天界からのメッセージを受け取って生きていきたい。

★魂を磨き、
自我を深め、
精神を鍛える。
人間として、より善く生きるために★

〈参考資料〉
ベーシックシュタイナー
シュタイナー心経
宇宙の摂理シリーズ 

魂体(一般的に心という)は、天界と物質界の両方に存在し、両者を繋ぐもの。

魂体は、①精神(意識魂=思考し天界の真理を求める)、②自我(悟性魂=感情、意思を司る)、③アストラル体(感覚魂=物質界から得る感覚を知覚する)の3つから成り立ち、②の自我が、"私"そのもので、天界の精神と物界のアストラル体の間にあり、両者を結びつける。

物質界→自我の力で変容→精神界
①肉体    → 精神的人間
②エーテル体 → 生命的精神
③アストラル体 → 精神的自己

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