声優養成所の「自己アピール」で、絶対にやってはいけないこと3選(4229文字)

こんにちは!

のりたけです。

今回は、声優養成所の「自己アピール」で、絶対にやってはいけないこと3選。これをご紹介いたします。

あなたはまさかとは思いますが、自己アピールを適当にやっていませんか?

練習だからと言ってないがしろにしていませんか?

私自身も自己アピールは何てことない、と思っていました。

ですが、客観的にみて養成所の講義の中で無駄なものは一つもありません。

物凄く準備した自己アピールは大切ですが、

必ずと言っていいほど、やってはいけないことがあります。

この記事を見てくださっている方の中には、これから養成所に通うことを考えていたり、すでに通っている人もいるかもしれません。

私はそんなこと知っているし、見なくても大丈夫と思っているかもしれません。

ですが、今回ここで書く内容は私の実体験と、声優になることができた人とそうでない人の違いがあるので、参考になると思っています。

また、ここで記事をただ書くだけだと、評論家みたいになってしまうので、

具体的なアクションプランも提示しておりますので、

少しでもあなたの役に立てればと思います。

では早速いきましょう!


声優養成所の「自己アピール」で、絶対にやってはいけないこと3選 第3位

第3位は、モノを使って特技を披露することです。

これは私のクラスで起こった出来事です。

自己アピールの中で、みんなが会話や体を使って表現している中、

一人だけモノを使って自己アピールをしました。

恐らく本人からしたら得意で、「これしかない!」と思ったのかもしれません。ですが、その子は結局講師の先生から辛口のコメントを貰うことになります。

私自身は当時、面白いと思いましたし、

「そんなやり方もあるんだなぁ」くらいに思っていました。

ですが、講師の先生はそれをあまりよく思っていませんでした。


これは何故厳しく評価されたのか、あなたはわかりますか?

答えは、モノを持ち込むことが許されない現場が圧倒的に多いからです。

アニメのキャラクターのオーディションとかで、新人声優さんは自己アピールをして自分を売っていかないといけません。

その中で毎回自己アピール用のモノを持ち歩いて自己アピールをしたとしても、

実際にモノを持ち込める可能性は低いし、周りの機材に影響が出てしまったり、いろんなデメリットも考えられます。

また、声優さんはあくまでも、俳優やタレントさんではないので、

いかに声を使って自分を表現することができるのか?それが問われます。

キャラクターに命を吹き込み、上手くキャラクターを演じることが大切です。

なので、特定のモノを使って自己アピールをするのは控えましょう。


では、自分にはそんな特技がないし、どうすればいいのか?

ここでは明確なアクションプランを提示します。

具体的なやり方としては、「様々なことに挑戦すること」です。


日々、新しいことに挑戦していきましょう。

海外に行ったことがないのであれば、海外に行ってみたり、

自分が見たことのないジャンルのアニメを観てみたり、

料理や掃除、博物館や美術館に足を運んでみるのもいいかもしれません。

そうやって新しいことに挑戦していれば、自分の財産としても身に着けることができ、新しい発見をすることができるからです。

アニメキャラクターに命を吹き込むためには、何よりも自分の経験が必要です。

人を殺す演技をしてくださいと言われた時、実際に人を殺したことはあなたはないので難しいですよね?想像して演技するしかないのです。

ですが、海外にようやくたどり着いた主人公の新鮮さを表現してください、と言われたら、あなたが実際に経験していたらその感情を引き起こすことができます。

なので、日々新しいことに挑戦していきましょう。

なにも現状特技が明確じゃなくても大丈夫です。

ここから見つけていけばいいですし、無いなら無いと素直に打ち明けることも大切です。

素直なのが信頼につながったり、逆に面白いと思ってもらえる可能性もあります。

どんな些細なことでも大丈夫です。新しいことに挑戦していきましょう。


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