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あははのオホホと泣いている

実家の近所のおばさんに
「お母さんは」
と聞かれました

もう観念したとばかりに
「亡くなりました」
と答えると
「えっいつ?」
「昨年末に」
「この前にあった時は元気だったのに」互いに言葉が続きません…

もう本当に母のことは
私の中で消化不良

母は納得したかもしれないが
なんでなんでと思いが残る

本当に後少しだけでもいいから一緒に居たかった

母の身体は限界でせんないこと
それでもほんの後少しだけ一緒に居たかった
最後までわがまま言うなといわれそう

神様は肉体を救うではなく
魂を救うといわれている

みえない魂を救うと

精一杯生きた母にもう少しは酷な願いだったのか
自問自答を繰り返す

母は私の手を放し行ってしまった
これは母の選んだこと
神様の元へ行ってしまった
最愛の父も迎えに来ていたのか

待たせた父の胸に飛び込んでいったんだよね

今はしあわせですか?
肉体がないから
どこへでも自由に行ける

私と一緒にいたいときは私といて
私におぶさっておやさまのところにゆくの

ご飯も一緒、寝るのも一緒?いつでも一緒といわれている

だから夢にも出てこない

従姉のリヨチャンは
「ともちゃん、夢に出てきたよ」って
不満げに私の夢には出てこないと私がいうと
「それはノリかなのところにいつも一緒にいるから出てこないよ」って返された

リヨチャンは昨年末に肺癌の手術をして、生きたいと思ったと言っていた
時々、病院から電話をくれる本当はやさしい人
でも騙されないようにしないとね

肉体がなくなって母の強さを思い知る
私なんて足元にも及ばない

笑い泣き、笑い泣き
かなしいけれど笑っている
へんなわたし、へんなわたし



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