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何にもかわりません

何にも変わっていなかった

この世の中から
母がいなくなったこと以外、何もかもが以前とかわることなく流れてる

わたしだけ、わたしだけが止まったまま

嘆き、かなしみ、涙がこぼれる

父の時もそうだったかな

忘れていた 

多分、そうだったんだろう

父よりも母の方が近いから

やっぱりつらさは倍増するの

目覚める自分がかなしくて、かなしくて

この想いをどこにぶつければいいのだろう

甘えるな、甘えるなとひとは言う

みんな、みんな耐えている

あの人もこの人も

同じように重荷を背負い

生きている

わたしだけではないという

時々ね、笑えることもできるけど

こころのなかは真っ暗闇

父もいない、母もいない

あぁ、ひとりぼっちのわたしなんだと気づいたよ


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