頭の悪いおばちゃんがDuolingoで英語をお勉強したら365日続いたお話
はじめに
この度、3日坊主な頭の悪いおばちゃんが、な、なんと!Duolingoで365日連続で語学学習を達成しました!ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!よく続いた!おばちゃんよ!🙌🙌🙌
このお話は、10年パスポートを取得しておきながら1回も使用することなく有効期限切れにし、未だに海外渡航経験ゼロ、日本語ばんざーいな頭の悪いおばちゃんが、気まぐれにDuolingoで学んだ365日を振り返るお話である。あまりにも低レベルなお話なので、頭の悪いおばちゃんの道楽話として楽しんでいただければ幸いである。
おばちゃんの語学レベル
おばちゃんは中学時代は英語の成績はよく、中学3年で英検3級に合格している。しかし、高校からは全く勉強しなくなり、センター試験は100点ちょっと、大学時代は1回だけTOEICを受験して430点。それ以来は全く英語関連の受験はなし。
ここ10年はプライベートで海外の人たちとやり取りする機会はあるものの、適当なでたらめ英語と身振り手振りなジェスチャーでごまかし、Google翻訳を駆使して英語から日本語に翻訳して技術的な仕様書を読み、英語のチャットはGoogle翻訳で日本語に変換して、日本語で丁寧に文章を作ってGoogle翻訳で英語に変換してからテキストでほいっとテキストチャットで返事をするアイムジャパニーズおばちゃんである。
なぜDuolingo?
世界で最も利用されている語学学習アプリで、世界標準の語学学習とはどういうものなのか知りたかった。
3日坊主からの再開
おばちゃんがDuolingoを始めたのは、2020年11月であった。お気楽気分で始めたのだが、中学生までの英語はある程度分かっているおばちゃんは、内容が簡単すぎて飽きてしまったのである。3日坊主がキーワードとおばちゃんらしいスタートとなった。
そのあとは他のアプリをしてきたが再開するきっかけとなったのはDuolingo English Testであった。
おうちで受験できて、受験料が超お得なDuolingo English Testが全世界で普及してきており、Duolingoだけでどれくらいスコアがとれるようになるのか試したくなったのである。
Duolingoの記事を読んでいると、CEFRでB2と呼ばれる、学習している言語で仕事ができるレベルまでコースを展開しています。ということであった。CEFRでB2というのはどれくらいのレベルかというと、英検準1級くらいらしい。
それくらいまで学習できるのであれば、頭の悪いおばちゃんはDuolingoで十分であろうということで、おばちゃんは2022年2月にDuolingoを再開したのであった。
おばちゃんの語学学習
おばちゃんがDuolingoを再開した2022年2月の時点では、英語コースは全部で7つのユニットであった。ユニット1が簡単すぎたので飛び級テストを受けてユニット7からスタートした。目標は1日5分。当時はパールリーグであった。
英語だけでは飽きるので中国語と英語で学べるアラビア語もウクライナ語も入れて英語以外の言語は気が向いた時にやることにした。
さて英語のほうは、ユニット7をやりつつユニット1は金色の冠を取ることを目標にした。ユニット1はあまりにも簡単だったので、おばちゃんは英作文問題は並び替えではなく、全て口頭で解答することにして学習のハードルをワザと上げたのであった。英作文を全て口頭で解答する問題の効果はさっそく現れた。ユニット1のsaladの発音が全く通じなかったのである。サラダと発音してSanadaと表示されてしまい、発音を練習してsaladが表示するまで時間を要したのであった。
また英語で考えて発音するので、口から出てくる英語はでたらめ英語そのものであった。
こうして簡単すぎるはずのユニット1は超難関ユニット1となったのである。
ストーリー
ユニット7を解禁していたので、ストーリーもレッスンを進めるごとに次々と解禁され、のんびりと進めていく。リーディングと会話モードの両方で金冠が取れる。
ストーリーの中に出てくるDuolingoな登場人物たちは非常に個性が強い。
エディとジュニアはシングルファーザーの親子。奥さまはなぜいなくなったのか?エディの新しい恋は実るのか?どうでもいいことが気になるおせっかいなおばちゃんである。
ビクラムはイスラム系でベジタリアンらしい。奥さまもいらっしゃるようだ。
オスカーは美術の先生っぽいが、芸術に長けているのか?!
リンとルーシーは男性っぽい女性とパワフルおばあちゃん。2人の英語は個性が強すぎて、頭の悪いおばちゃんはあまり聞き取れていない。リンの両親は何処へ。どうでも良いことが気になるおばちゃんであった。
優等生で可愛いゾリ、陰キャラでひねくれているリリー。やる気満々ハイペースなビー。
海外ドラマを見ているかのような人間模様である。語学以上に人種と文化のお勉強であった。
レベル30あたりを中心にストーリーもまったりと進めるのであった。
無限カルタの開始
ゆるゆるとDuolingoを続けていたおばちゃんであったが、おばちゃんのDuolingo熱が一気に上がる出来事があった。
それは英単語と日本語の意味の組み合わせの単語ゲーム。無限カルタのスタートであった。
広告の表示が面倒になり、有料のDuolingo Plusに入る。
ゲーム大好きおばちゃんは無限カルタにハマり、XPは一気に伸びてついにダイヤモンドリーグに昇格したのであった。
ダイヤモンドリーグで見つけた同じ名前の人と、元々のゲーム友達がDuolingo内で友達となり、フレンドミッションにも熱が入っていくおばちゃんであった。
カリキュラム変更
こうしてユニット7とユニット1と無限カルタをゆるゆると学習していたのだが、ある日突然勉強していたテーマがなくなってしまった。
ユニット7がなくなり、ユニット6までのカリキュラム変更となってしまったのである。ユニット5とユニット6の学習内容が増えて、おばちゃんはユニット4終了まで逆戻りされてしまったのである。
昨日までレッスンしていた内容はユニット4にまるっと移動されてしまったのであった。
ユニット5とユニット6がロックされてしまったので、ユニット5の進級テストを受けてユニット6からスタートした。
仕切り直し
こうして新ユニット6をゼロからスタート。ユニット1からの金冠チャレンジはユニット1を全て金冠制覇し、ユニット2に突入した。
無限カルタ、ストーリー、ユニット2の金冠、新ユニット6でゆるゆるとDuolingoは続いていくのであった。
そして、有料プランのDuolingo PlusがDuolingo Superとなった。有料プランの名前は変わったが、おばちゃんはスーパーおばちゃんにはなれなかった。
カリキュラム大改変
ユニット2のレッスン全て金冠を達成、ユニット6も終了まであと2つ。あと2つでユニット6が終了するところでまたもや大事件が起こる。
2022年10月、Duolingo全体のカリキュラムが大改変となり、全部で114ユニットのカリキュラムに分割されてしまったのである。英語以外の中国語、アラビア語、ウクライナ語も同様の大改変。英語コースにあったストーリーも消滅して各ユニットのレッスンに組み込まれることとなった。
ユニット2金冠完了→ユニット24金冠完了
ユニット6の後半→ユニット50
こうしてまたもやおばちゃんの学習記録が崩壊。仕切り直しを余儀なくされる。
しかし、こんな恐ろしい改変を一気にやってしまう海外アプリはおそろしやーと思うおばちゃんであった。日本で開発する語学アプリではまずはやらないであろう。日本のサービスであれは苦情が大量に殺到する事態であろう。
ユニット激増で進級テストを受ける気力をなくしたおばちゃんは、細々とユニット50から学習を開始したのであった。
さらに2022年12月。またもやおばちゃんに激震が走る。114ユニットのレッスンがさらにカテゴリー分けされ、イントロ、英語基礎1、英語基礎2、英語基礎3、中級、カスタマイズ(現在のウルトラ英語チャレンジ)の6つのカテゴリーに分けられてしまったのである。
ユニット26金冠終了
→英語基礎2ユニット6金冠終了
ユニット54
→英語基礎3ユニット11
こうしてまたもやおばちゃんの学習記録が大幅に変更となった。
なんとおばちゃんは1年間で学習記録が3回も改変されてしまったのである。
おばちゃんは日頃の学習メニューの変更を余儀なくされ、英語基礎3の全40ユニットの残り分の学習、英語基礎2の全18ユニットの金冠、今日の復習(ユニット復習、スピーキング、リスニングなど日替わり)、間違えた問題、今日の復習(ストーリー)、無限カルタをやることになったのである。
時間があってやる気がある時はこれら6つのタスクを全部やり、デイリークエストも3つ達成、仕事で忙しい日や全くやる気のない日は6つのタスクのうち、どれが1つをやる形でゆるゆると学習を続けることにしたのであった。
今日の復習セッションは最近勉強したユニット、今まで学習していてボツになった学習セッションからの出題があり、Duolingo Superならではのとてもありがたーいセッションとなった。表向きはボツレッスンになったが、学習記録としてはしっかりと記憶はされていたようである。
そして2022年を振り返る画像では102767XPを獲得、Duolingoの学習者の全体の1%に入ったらしい。
ついに365日達成
気がつけば2022年2月から2023年1月まで全てのマンスリーバッチを獲得。2023年2月。ついにおばちゃんは連続365日の学習記録を達成。わずか1年の間に学習カリキュラムが3回も変わるというDuolingo激動の1年であった。
365日でおばちゃんが完了した英語のユニットはこちらである。
イントロ 全5ユニット金冠終了
英語基礎1 全17ユニット金冠終了
英語基礎2 全18ユニット金冠終了
英語基礎3 ユニット14 終了
金冠レベルが緩くなり、英語基礎2の金冠も終了。英語基礎3の全40ユニットを解禁しないといけない状況に。
現在のおばちゃんはダイヤモンドリーグ連続35週目、英語基礎3ユニット15で主に関係代名詞を使った文の翻訳と英作文で悪戦苦闘している。現在のおばちゃんの目標は英語基礎3全40ユニットの解禁と復習セッションがメインである。
おまけ
Duolingoは英語以外の言語も学習可能である。日本語で学べる言語は英語、フランス語、中国語、韓国語である。英語で学べる言語はなんと39か国語!英語以外の言語は休みの日やダイヤモンドモンドトーナメント争いの時だけ学習していたのだが、一応記録として残しておく。
おばちゃんが英語以外でやっていたコースは
中国語(日本語→中国語)
Arabic(英語→アラビア語)
Ukrainian(英語→ウクライナ語)
の3コース。ArabicとUkrainianはコース以外にアルファベットを練習するコースがあり、こちらも併用でやっていた。どちらも全部終わっていない。完全におばちゃんの娯楽趣味の世界である。
中国語は漢字と親和性が高いが、発音が非常に難しく、発音問題でAIからダメ出しをくらいまくっている状態である。
中国語
イントロ ユニット2
Arabic
Intro Unit3
Ukrainian
Intro Unit 1
まとめ
Duolingoで365日連続記録を達成できたが、おばちゃんは英語そのものが上達したという実感は持ててはいない。
しかし、Duolingoは簡単な英語でも身の回りのことを中心にテーマが設定されているので、Duolingo以外の日常生活の場面で地味に英語が出てくるようになった点、ビジネスや日本の学校の教科書にない言い回しも知ることができ、文化を知る上でとても有意義な時間になったことだけは間違いはない。
日本であるあるなビジネスや資格試験対策のための英語ではなく、海外旅行や日常生活で困らない英語を学んだという感じである。
そして1番の問題はなんといってもこれである。英語力は?肝心の英語力はどうなったのか?!おばちゃんよ?!英語テストのスコア記録は、また別の機会で書くこととする。
果たして2023年も頭の悪いおばちゃんはDuolingoを続けることができるのか?また2023年もDuolingoカリキュラム大改変が起こるのか?DuolingoだけでCEFRのB2レベルに届くのか?!おばちゃんが2023年も無事元気であれば、またここでなんらかの形で報告したいと思う。
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