見出し画像

頭の悪いおばちゃんがDuolingoで約1000日遊んで英検2級を受験した話

はじめに

留学のためでもなく、就職のためでもなく、ただ面白いというだけでDuolingo約1000日続いたので、日本の実用英語検定2級こと英検2級を受けたらこうなったという、ただの記念受験である。

ということで、今回の記事は語学アプリDuolingoで約1000日ぐーたら遊んだ頭の悪いおばちゃん英検2級チャレンジ!👏👏👏👏👏

ということで、英語歴といい、内容といい、あまりにもひどすぎるお話なので、頭の悪いおばちゃんの道楽話として楽しんでいただければ幸いである。

おばちゃんの英語歴

では、改めておばちゃんの英語歴を簡単にまとめることとする。

英検3級(中学時代)
TOEIC iBT 430(大学時代)
Duolingo English Test 80(2023年)
Duolingo English Test 85(2024年)
Google翻訳ばんざーい!(現在)
ポケトークばんざーい!(現在)
ChatGPTばんざーい!(現在)

今年はChatGPTも加わり、さらに怠け者まっしぐら。アラフィフと呼ばれてもおかしくない40代後半どう見ても頭の悪い呑気なジャパニーズおばちゃんである。

突然出て来た英検2級

2024年8月下旬、頭の悪いおばちゃんはDuolingo連続記録が950日を超えて、まさかの1000日が見えてきた。1000日記念に何か面白いことができないかとあれこれ検討を始めた。そして、なんとなく英検のホームページを見ていたら、こんな記事を見つけた。

英検2024年問題形式リニューアルのお知らせである。なにやら2024年度第1回から問題形式が変わったらしい。第2回も受付中。

リニューアルされたということは、どう見てもリニューアル後の過去問は今年の2024年の第1回のみ。そして、このリニューアルされた英検についてさらに調べるおばちゃん。

この記事をはじめ英検が難しくなった、過去問で対策したのに全然解けなかった、合格率が下がったという内容のおどろおどろしい記事が続々と。。。😵

こ、これは。。。過去問が役に立たない。。。難しくなった。。。合格率が下がった。。。

これは頭の悪いおばちゃんのDuolingo1000日記念のネタとしては面白そうだと考え始める。よしっ!難しくなった英検で大撃沈しよう!おばちゃんはスケジュールを確認し始めた。

一次試験の10月6日。お?珍しく予定が空いている。英検の一次試験の日は珍しく完全予定なしのおばちゃん。そして前日の土曜日はバーベキューの予定。バーベキューの翌日か。。。

さて、何級にしようかな。。。次は受験級である。頭の悪いおばちゃんは2023年2月、2024年2月にDuolingo English Testを受験しており、80〜85点で認定されている。このスコアはCEFR B1に相当するスコアで、おばちゃんの認定証もCEFR B1と明記されている。そして、このCEFR B1に相当する英検の級は。。。英検2級である。

また、Duolingoでは新たにスコア機能が追加され、おばちゃんの英語スコアは74。セクション5のCEFR B1の下位に相当するレッスンを毎日続けている。

Duolongoのセクション5は中級B1相当なのだが、学習内容は日常会話メイン。英検3級に合格したのが中学3年で、もうかれこれ30年以上前のお話。そしてDuolingoで学んだ単語はちょうど3000語に到達した。試験の単語数と学習している内容は英検準2級相当と思われる。

しかし、英検準2級だとCEFR A2になってしまい、これも何か違う。おばちゃんは2年続けてDuolingo English TestでCEFR B1認定はされてはいるし、その後も下位とはいえCEFR B1に相当するレッスンを続けてはいるので、やっぱり難しくなったと言われるCEFR B1相当の英検2級を受験級として設定したのだった。

普段はDuolingoで英語で英語の日常会話を学ぶCEFR B1の下位相当のレッスンを日々こなし、Duolingoで学習した英語の単語数は3000語。英検2級で必要とされる5000語には遠く及ばない。それなのにDuolingo English TestではCEFR B1認定というナゾ経歴のおばちゃん。日本の英検とDuolingo English Test。全く異なる傾向の試験でも頭の悪いおばちゃんはCFFR B1認定されるのか?おばちゃんのナゾの実験が始まろうとしていた。

まずは英検IDを取得。証明写真を撮影して保存。英検2024年第2回の申込締切間際の9月8日の早朝。頭の悪いおばちゃんは2024年第2回の英検2級で申込。クレジットカードで支払い完了。

それにしても、おばちゃんよ。英検2級というのは、おばちゃん世代のお子さまや優秀なお兄さまお姉さまたちが英検合格を目指して、塾に行ったり、英検の単語帳を購入して必死に英単語を暗記して、参考書で文法をしっかり覚えて、英検対策問題集と模擬試験で問題演習をして、万全の資格試験対策で試験を受けに行くというのに、単語帳ゼロ、学習ノートゼロのわけのわからんデュオリンゴロゴロおばちゃんが太刀打ちできるわけねーだろうがーーーっ!そんなことやっているから、放送大学の同じ科目の試験に3回も落ちるんですよ。😠

そりゃそうだ。😝(ぱこっ!)

放送大学では頭の悪いおばちゃんの本領を見事に発揮し、同じ科目の試験に3回も落ちて4回目に合格するという、情けない結果を叩き出している。この大変情けない頭の悪いおばちゃんの放送大学の模様はおばちゃんが元気であればいつかきっとどこかで書いてくれるはずである。

おばちゃんの勉強

こうして英検2級の受験が決まったものの、試験のための学習は全くやる気なし。おばちゃんは英検に関する本は1冊も購入することなく、毎日いつものDuolingoのレッスンをだらだらと続ける。まーリニューアル後の英検の本も揃っていなさそうだし、過去問は1回分しかないし、まー普通に過去問勉強しても落ちるでしょ。落ちても記念受験だしーとおばちゃんは全く気にすることはなかった。

そして、試験前日は予定通りバーベキューがあり、おばちゃんはわーきゃーわーきゃーと肉や野菜を頬張る。とても翌日に試験があるような雰囲気ではない。それでも行きと帰りは電車の中でDuolingoの英語レッスンはしっかりやるおばちゃんであった。

試験当日

そして、英検のための勉強は一切しないまま試験当日を迎えることになった。バーベキューの疲れで大爆睡のおばちゃん。睡眠だけはしっかり取る。そして、寝起きでごろごろ寝ながらDuolingoで30分レッスンしたあと、午前中は受験票に証明写真を貼りつける。受験票、身分証明書、スマートウォッチ禁止対策で事前購入した安いアナログ腕時計を用意、ペンケースも入れた。お昼からの試験のため、試験中に眠くならないようにコンビニで眠眠打破を飲んで試験会場の学校に向かう。

単語帳をペラペラとめくりながら足速に歩く若い男性、同じ試験会場に向かう人たちはどう見てもおばちゃんよりもひと回り若い。そして試験会場にも何台か車が。そして、車から降りてくるのは小さなお子さん。さらにその後ろからのんびりと歩いてくるおばちゃん。どう見ても場違いとしか思えない。

会場の案内に従い、学校の中に入る。この日の午後は2級と3級の試験があり、2級は校舎の4階に移動することになったのだが、階段をひーひー言いながらやっと登るおばちゃん。大丈夫なのか。おばちゃんよ。

1階から4階はきついよーと言いながら、受験票を見ながら教室を探してやっとたどり着いたおばちゃん。受験票の順番に着席と思いきや自由に座ってもいいとのこと。後ろの席に座るおばちゃん。iPhoneを開いてDuolingoでドイツ語のレッスンを始める。おばちゃんはこの日はダイヤモンドトーナメント決勝の最終日。待ち時間でXPを稼ぐ。(おい、何をしているのか、おばちゃんよ。)
周りはおばちゃんよりはるかに若い人たちが座り、単語帳や問題集やテキストを見ながら試験前の最後の追い込みをしている。 

そして、集合時間となり、スマートフォンの電源を切って机に出すことに。おばちゃんは泣く泣くDuolingoを終了。iPhoneとAndroid端末、そして、Apple Watchの電源を切った。しかし、頭の悪いおばちゃんはApple Watchの電源をうまく切ることができず、Apple Watchは試験官に没収されることとなった。時計の持込は注意が必要である。

身分証明書の確認も1人ずつ実施され、ストラップをかける。周りの人たちは学生証、おばちゃんは運転免許証を出してその場で身分証の確認。身分証明書の確認印が押される。大昔の英検では考えられない光景である。

試験開始

問題文の冊子が配られる。リスニング音源の確認も入る。長い沈黙の後、やっと試験開始となった。

まずは単語の選択問題とリーディング。さっそく分からない問題が出てきて焦るおばちゃん。しかし、その後は分かる問題が多くさっさと解いていった。長文は思った以上に難しい。これかな?これかな?とさっさと回答を埋めて行く。

そして、ライティングの問題に入る。まずは要約問題。そういえば、手書きで英文なんて20年以上書いていないぞ。筆記体で書こうかアルファベットで書こうか悩むおばちゃん。一瞬悩んでアルファベットで殴り書きを始めるおばちゃん。うわータイピングのほうがラクだよー手書き面倒くさっ!仕事でおばちゃんはアルファベットはキーボードのタイピングで入力しており、少なくとも20年は書いていないであろう手書き英語で大苦戦。そして、次の意見問題もひたすら手書きで書いていく。消しゴムで英文を修正しつつ文字数を必死に数えるおばちゃん。意外と文字数が伸びない。ちょっと書き足すか。よし!とにかく埋めた!文字数も規定以内にまとめた。

よし、見直しだーと思ったら、なんと試験時間は残り5分。ひえーーっ!見直す時間がなーい。まーとにかく長文だけでもと残り5分で見直し。それにしてもDuolingo以上に難しい英文で大苦戦。

そして、見直し途中でリーディング終了。リスニングの時間に入った。次々と流れる英文におばちゃんは驚愕する。あれ?こんなに速かったっけ?

英検のサンプルリスニング問題では、割とゆっくりな英語音声が流れて簡単そうなイメージだったが、Duolingoファミリーと同じくらいの速さで読まれる英文。答えがはっきりわかった問題が思ったより少なく、焦るおばちゃん。英文は1回しか読まれず、どんどん進んでいく。

そして、無事試験終了。うーわーこれは難しいわー。最初の単語穴埋め問題はわりと余裕で回答できたが、それ以外は大苦戦。うーわーこれは間違いなく落ちたなこりゃ。落ちる気満々のお気楽記念受験とはいえ、がっくしのおばちゃんであった。😞

今の若い人たちはこんな難しい問題をやるのか。。。おそろしやーおそろしやー。😩

帰りは没収されたApple Watchの引き取りに行くが、場所がわからず事務局の人を捕まえて場所を聞くおばちゃん。やっと案内されてApple Watch無事回収。事務局立ち寄りのため、受験生の中で最も最後に会場を後にしたのであった。

帰りは落ち込んでいる場合ではなかった。ダイヤモンドトーナメントの決勝。試験の帰りはファミリーレストランに立ち寄って食事しながら、英語はもうこりごりと、残り時間をドイツ語、ウクライナ語、中国語、アラビア語の学習にぶっこむおばちゃん。そして、無事ダイヤモンドトーナメント決勝は10位以内に無事入賞したのであった。

自己採点

試験の2日後、仕事から帰ってきたおばちゃん。英検の回答が発表されていたので、持ち帰りの試験問題と照らし合わせてさっそく答え合わせ。

うわーさっそく間違えとるー。やっぱりあかんな。うん?うん?あれ?あとは合ってるぞ?

リーディングは7割は正解。リスニングは6割正解。リーディングは意外と点が取れていたが、リスニングはギリギリ6割。ライティング次第では、これはまさかの面接行きの可能性が。いやーでもリスニングの点数悪いからさすがにないかー。ライティングも怪しいしねぇ。。。ギリギリで不合格の予想を立てるおばちゃんであった。

一次試験合格発表

そして、10月28日、ついに合格発表の日がやってきた。英検2級は13時からホームページで発表される。英検のIDとパスワードはスマホのメモで事前にちゃっかり記録。職場のお昼休み、弁当を食べてiPhoneでドキドキしながらアクセスするものの、混雑で待たされる。しばらく待たされてやっと合格発表のページ。メールアドレスを入れて、届いたメールからアクセス。(これが地味に面倒)

一次試験の結果は。。。じゃん!

一次試験合格!!😵

英検2級1次試験合格

え?え?合格?まさかのおばちゃん、一次試験に合格。え?ホントですか?マジっすか?ひっくり返るおばちゃん。😲

おばちゃんの一次試験の結果。リーディングが合格者平均を大幅に上回るスコアで77%、リスニングは63%、ライティングは59%で合格者平均を大幅に下回る悲惨なスコアであったが、1次試験合格CSEスコア1520の+20の1540でギリギリ一次試験に合格したのであった。

そして、リーディング、リスニング、ライティングの3技能において、CEFR B1認定となった。

1次試験のスコア

それにしてもライティングのスコア平均の高さにびっくりするおばちゃん。みんななんでそんなに書けるんですか?😵

そんなアホな。マジっすか?全力で落ちる気満々のおばちゃん、まさかの2次試験行き決定!おめでとう!おばちゃんよ!👏👏👏👏👏

おばちゃーん、喜ぶのは早いですよ。2次試験は面接ですよ。さすがに対策はしないとヤバいんじゃないですか?

うわーなーんにもしていなーい。どーしよーん。2次面接の日程を慌てて確認するおばちゃん。たぶん、たぶんスケジュールは大丈夫じゃろ。。。

まとめ

こうして、落ちる気満々で受験した英検2級で、まさかの1次試験合格を果たした頭の悪いおばちゃん。しかし、あくまでも1次試験合格なので試験はまだ終わってはいない。どうするおばちゃん。どうなるおばちゃん。この話の続きはまたの機会に書くとしよう。

いいなと思ったら応援しよう!