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「歌の科学館シリーズ のりものの歌」入手難易度ランキング!

のりものビデオ考察、第3回はかつてコロムビアから販売されていた「歌の科学館シリーズ のりものの歌」について取り上げます。

のりものの歌シリーズは1991年から2004年まで2-3年に一度のペースで販売されていました。現在はそのほとんどが生産を終了しており、今から入手しようと思うと大抵は〇フオクや〇ルカリといったオークションサイトやフリマサイトに頼ることになるかと思います。(他のVHS作品についても同様ですが…)
しかし、発売時期や流通量の関係上、全てのラインナップが等しく入手しやすいorしづらい訳ではなく、自分自身集めていて入手難易度にバラつきがあるなと感じます。これについてもこのシリーズに限った話ではないのですが、のりものの歌シリーズは特にそれが顕著なんですよね。

そこで今回は、筆者の独断と偏見により「歌の科学館シリーズ のりものの歌」を入手難易度別に5段階に分けて紹介していきたいと思います。


入手難易度★ (かなり入手しやすい)

  • 「のってみたいな いろんなでんしゃ」2000年10月21日発売

  • 「もっとしりたい でんしゃきかんしゃ」2004年12月22日発売

  • 「もっとしりたい いろんなくるま」2004年12月22日発売

  • 「もっとしりたい ひこうきとふね」2004年12月22日発売

最も入手難易度が低い星一つには4本がランクイン。

「のってみたいな いろんなでんしゃ」はDVD化されており、2004年発売組の3本はDVDのみのリリースだったため、比較的最近まで生産していたこともあってかのりものの歌シリーズでは最もよく見かける作品たちで、場合によっては新品での入手も可能です。
生産数や人気度による例外もありますが、基本的にはDVDでリリースされている作品は入手難易度が低い傾向にあるため、星一つにはこの4本を選出しました。

入手難易度★★ (入手しやすい)

  • 「でんしゃ・きかんしゃ ~レールを走る仲間~」1991年4月1日発売

  • 「じどうしゃ・オートバイ ~道ゆく仲間~」1991年4月1日発売

  • 「ふね・ひこうき ~海ゆく仲間・空とぶ仲間~」1991年4月1日発売

  • 「速い列車・楽しい列車」1996年11月30日発売

1991年組はのりものの歌シリーズ初代の作品ですが、発売も1991年と乗り物ビデオの中でも最古参の部類に入りますが、意外にも各所で見かける機会は多く入手難易度は低いです。
しかし、やはりDVD化されている作品に比べると若干入手難易度は上がるかなということも加味してこの順位ですね。

1996年組の中で「速い列車・楽しい列車」は特に流通量が多かったようで、こちらも星二つ。個人的にも子供時代はお気に入りで、大人になった今でものりものの歌シリーズでは一番好きな回なので、その人気さもうなづけます。

ということで星二つにはVHSのみでのリリースながら比較的入手難易度の低い4本を選出しました。

入手難易度★★★ (少し入手しづらい)

  • 「むかしの列車・いまの列車」1996年11月30日発売

  • 「のりものナンバーワン」1996年11月30日発売

星三つには1996年組の残り二つがランクイン。
「速い列車・楽しい列車」に比べると人気度は低く流通量が少なかったためか、速い列車~よりは見かける機会は少ないなといった印象です。
それでも後に紹介する星4、星5よりは全然入手しやすいですがね。
余談ですが、列車、車、飛行機、船が全て登場する回はこの「のりものナンバーワン」のみとなっています。

入手難易度★★★★ (入手しづらい)

  • 「世界ののりものの歌 でんしゃ・きかんしゃ ~スーパートレインしんかんせん~」1992年12月21日発売

  • 「世界ののりものの歌 でんしゃ・きかんしゃ ~ビューティフルトレイン~」1992年12月21日発売

  • 「おもしろでんしゃ いっぱい」2000年10月21日発売

星四つにはいよいよのりものの歌収集勢の鬼門、世界ののりものの歌シリーズがランクインしてきました。
この世界ののりものの歌はシリーズの中でも相当入手難易度が高い部類に入るのですが、理由としてはやはり日本の乗り物に比べると海外のそれは子供受けがあまり良くなかったのかなぁ…と考えています。96年からは"世界の"という冠が消えているので余計にそう邪推してしまいますね。
とはいえその中でもこの2本は比較的見かける機会も多いため星四つに選出しました。

「おもしろでんしゃ いっぱい」は星一つに選出した「のってみたいな いろんなでんしゃ」と同時期に発売されていますが、何故かDVD化が見送られた作品で、個人的には見かける機会があまりない印象です。
あくまで個人的な主観なので、星3に選ぶ人も中にはいそうですね。

入手難易度★★★★★ (かなり入手しづらい)

  • 「世界ののりものの歌 じどうしゃ ~はたらくじどうしゃ~」1992年12月21日発売

  • 「世界ののりものの歌 ひこうき・ふね ~そらとうみのなかま~」1992年12月21日発売

  • 「世界ののりものの歌 でんしゃ・きかんしゃ ~スペシャル・エクスプレス~」1993年2月21日発売

  • 「世界ののりものの歌 でんしゃ・きかんしゃ ~ハイスピード・エクスプレス~」1993年2月21日発売

  • 「世界ののりものの歌 じどうしゃ ~いろんなくるま~」1993年2月21日発売

正直この5本は出品されているところもほとんど見たことないですし、「スペシャル・エクスプレス」や「いろんなくるま」は筆者も未だ未所持の作品となっております。
世界ののりものの歌のしかも飛行機、船なんてよっぽど人気無かったのか、筆者は出品されているところを入手した際の1回しか見たことがありませんし、実際に入手するまでパッケージもタイトルも全く情報がありませんでした。93年発売組からはラインナップから外されているのもそれを物語ってますよね…
このような作品に収録されていて、後年の作品にも再録されていない「いっしょに行こうよ」や「空へ」といった名曲も数知れず、いやはや惜しいことをしたもんです。

番外編(他作品とのコラボ)

のりもの王国ブーブーカンカン たのしいのりものの歌

  • 「ヒカリアンと超特急の仲間たち ~とっきゅうでんしゃ~」1999年5月21日発売

  • 「ブラッチャーと機関車の仲間たち ~じょうききかんしゃ~」1999年5月21日発売

  • 「ビークルくんとはたらくくるまの仲間たち ~はたらくくるま~」1999年5月21日発売

のりもの王国ブーブーカンカンとのコラボ作品で、曲間の解説パートを「超特急ヒカリアン」や「走れ!ビークルくん」のキャラクターたちが担当するという構成です。(映像は各回から流用)
個人的には「ブラッチャーと機関車の仲間たち」がブラッチャーの3人のボケツッコミが見ていて楽しく好きな作品ですね。
入手難易度的には星2か星3に値するでしょうか。


「ドラえもんとうたってあそぼ!① かっこいいのりもののうた」2001年9月21日発売
「ドラえもんとうたってあそぼ!② たのしいのりもののうた」2001年9月21日発売

コロムビアより発売された「ドラえもんとうたってあそぼ!」シリーズのうち、のりもの特集の2本は歌の科学館シリーズからの流用となっています。
映像も基本的にはほぼ同じですが、「オートバイのうた」や「ケーブルカーにのっていこう」などは原作とは全く違う映像になっています。
ドラえもんとドラミちゃんの登場する新作アニメパートもある他、エンディングに収録されているドラえもん音頭の映像はあまり他では見かけないバージョンなので、ドラえもんファンとしても見逃せない一品。
DVD版も発売されており、発売時期は2005年3月と大山ドラとわさドラの切り替えのギリギリ前となっています。
入手難易度ですが、流石はドラえもんといったところでしょうか、VHS版とDVD版を含めてかなりの流通量だったようで、出品されている機会は結構多いため、星1とさせて頂きます。

また、歌の科学館シリーズはこの他にも「どうぶつの歌」や「英語の歌」シリーズもあるようですが、そちらは専門外につき割愛させて頂きます。


いかがでしたでしょうか。
各巻ごとに入手難易度にバラつきがあるのはどの作品でもそうなのですが、こののりものの歌シリーズは特にそれが顕著で、前々から一つの記事にしてみたかったネタでした。
個人的な主観ではありますが、もしこれからのりものの歌シリーズを集めようと考えている方がいましたら一つの目安として参考にして頂ければと思います。

今回の記事は以上です。
それでは。

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